M1> 歩きつづけて / カヒミ・カリィ
2006年にリリースされたカヒミ・カリィのアルバム「NUNKI」から。
アルバムの最後に収録されているこの曲。
「歩きつづけて」
作詞を彼女が担当した曲ですが、つま先の先に広がる世界をじっくりと進んで行こうと、一緒に歩いていこうと。
彼女の応援ソングにも聞こえます。
何度も聞き込んで、聴いて、耳になれて、馴染んで、納得する。
そんなアルバムだと思います。
彼女の優しい歌声がストレートに届きます。
女性らしいふっくらしたアルバム。
丸みを帯びたそんなイメージです。
生活の中でちょっと欲しいホッコリ感を表現しているような。
上手く表現できませんが、変幻自在な彼女のスタイルの中で確実に幸せの度合いが濃い作品♪
ロック・フレンチ、ジャズ、エレクトロを融合させた世界は彼女の表現のなせる業。
色んな美しさを見せてくれる彼女。
この雰囲気はいつまでも聞きたくなります♪
M2> オリヴィア / フローラ・プリム&アイアート・モレイラ
2016年の夏はリオ一色でしたね。
「フローラ・プリム」は1942年そんなブラジル、リオデジャネイロ生まれ。
ブラジル出身の歌姫です。
ブラジルで歌手生活を送った後、68年に渡米。
その後はスタン・ゲッツに抜擢されてヨーロッパを巡演したり、デューク・ピアソン、ギル・エヴァンスのバンドで活躍し、1971年にはウェザー・リポートのデビュー・アルバム『ウェザー・リポート(Weather Report)』に参加しているというキャリアを持つアーティスト。
「アイアート・モレイラ」はブラジル出身のパーカッショニスト。
この2人の共演作がこの1987年にリリースされた『日時計(The Sun Is Out)』
爽やかなブラジリアンサウンドを聞かせてくれる名盤ですが、ジャズの要素を多く含み、多国籍の不思議な雰囲気も散りばめられています。
決してポップな曲は多くはないですが、アメリカのテイストや多くのアーティストのエッセンスを混ぜ合わせて独特の重厚感を演出しています。
この大人の雰囲気は夕焼けや朝焼けにも合うような気がします。
秋の色合いにも合う気がしませんか?初秋の色合いに♪