Hi!心呼吸  10月10日(月) 体育の日

M1>  黄昏  /   押尾コータロー

 

2002年にリリースされた押尾コータローさんのアルバム「STARTING POINT」から。

 

ギターの音色がこんなにも美しく、表情豊かで、感動的で心を動かすもの・・・

教えてくれたようなアルバム。

稲が色づき、空気は秋の香りに包まれ、優しい押尾さんのギターの音色が黄昏を連れてくる。

 

耳にこの曲が到着してから心に着地するまでに一度「心」を通過するんでしょうね。

感情が一度お休みする気がします。

タッピング、オープン・チューニングなどさまざまな奏法を巧みに取り入れた、押尾テクニック。

オリジナル曲から映画音楽、童謡まで幅広いジャンルの曲を1本のギターで再現。

今ではすっかりお馴染みの存在ですが、

このアルバムから歴史が始まりました。

 

ギター1本で弾いているなんて信じられない音世界。

秋の装いに傍に置いておきたいそんな音楽です。

歌詞がないのに歌っているようで、感情が動かされる。

あなたにはどんな詩が聞こえますか?

 

秋って人を詩人にするんでしょうか・・・?笑。

 

M2>  オーリャ・プロ・セウ(空をごらん) /   キャロル・サボヤ

 

「キャロル・サボヤ」は1975年3月10日生まれ。

18歳までの2年半をロサンゼルスで過ごし、セルジオ・メンデスのアルバム

「Brasileiro」(ブラジレイロ)に、17歳にしてコーラスとして3曲参加しています。

高校卒業のタイミングでリオに戻り、ブラジルの音楽大学に進学して、デビューを飾ります。

ちなみにプロデューサーはお父さん。

98年のアルバム「Danca da Voz」を発表。

ブラジルでその年の最も有望な新人に与えられる「シャープ・プライズ」を受賞しています。

 

さて今では「トラディショナルでクラッシーな表現方法を持つヴォーカリスト」として、評価されるアーティスト。

 

その伸びやかで清涼感のあるボイスは、正に現代の宝。

秋に聞くボサノバ。

緩やかに流れる時間を丁寧に演出してくれるようです。まさにリラクゼーションを与えてくれる美しいアルバムです。

このアルバムは日本のプロデュースで作られた、どちらかと言えば日本人向けボサノバ。

通りで聞きやすくて気持ち良いアルバムに仕上がっています♪

 

夏のイメージが強いボサノバですが、自然が似合う音楽。

この秋の始まりにも綺麗に彩ってくれます。

あぁ、気持ちいい♪寝てしまいそう・・・眠気が・・・。