M1> ギャルソン・ブルーズ / パトリック・ヌュジェ
「パトリック・ヌュジェ」の1995年のアルバム
『デスティナシオン・デジール~欲望の彼方に~』から。
パリで生まれたパトリック氏。
4歳の時からクラシックピアノをはじめ、16歳で優秀賞を獲得。
他に、フルート・トランペット・アコーディオンを習得し、自在に演奏。
1988年に来日し、1990年から日本を拠点に音楽活動を始めた彼。
多数のアルバムを今までにリリースしライブやコンサートを日本で行なっているアーティストさんです。
日本とパリを音楽で結ぶ活動も行なっている方でもあります。
お洒落でありユニークであり、粋なオシャレなおじ様といった印象ですが、伝統的なフレンチ・サウンドをモダンな雰囲気を振りまいて聞かせるところは日本にはないスマートさ。
コテコテのフレンチ・サウンドではないところが聞きやすい。
都会的なところと、自然なものの調和。
その微妙なポイントは日本を理解しているから出せる「技」なのかもしれませんね。
フランスの文化までラフに聞かせてくれる彼の歌声も温かみを感じるので大好き♪
歌い方によって違った顔を見せるフレンチ・サウンド・・・洒落てるわ・・・。
M2> 青い影(センツァ・ルーチェ) / ポール・ポッツ
イギリスが生んだ奇跡のテノール「ポール・ポッツ」
携帯電話ショップの店員から世界的歌手となった彼のことをご存知の方も多いことでしょう。
彼の運命を変えるきっかけともなった番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」
番組内で見事な歌声を披露して勝ち進み、YouTubeを通じて世界に配信され、
感動を呼んだ。僕もその模様を観て魅了された一人です・・・。
そんな彼の2作目の作品がこのアルバム。
オペラ・クロスオーバーにシフトし、じっくりと聴かせた2009年の『パッシオーネ』
収録されている感動してしまった1曲が「青い影」
そうです1967年のプロコル・ハルムの名曲「青い影」の感動的なカバーです。
正直BGMには向かないかもしれません・・・
だってゆったりと聴く歌声は耳を奪われ、仕事など何もできなくなってしまうから。
この「声」世界中が涙した。彼のキャラクターもそうですが、この歌声の素晴らしさ、スケールの大きさは桁違い。
さて少しの間・・・お仕事も休んでこの声に集中する時間にしませんか?
もうしちゃおう。声に使う時間なんて素敵でしょ?