M1> オー・キャロライン / マッチング・モウル
イギリスのジャズロックバンド『マッチング・モウル』の1stアルバム『そっくりモグラ』から。1972の作品です。
SOFT MACHINEを脱退したロバート・ワイアットが元キャラバンのデイヴ・シンクレア
元デリヴァリーのフィル・ミラーらと結成したバンド。
サウンドはしっとりと自分たちの世界に誘うかのような美しいメロディが流れ、
ワイアットの優しい歌声がしっとりと聞かせてくれます。
この独特の景色。叙情感。
繊細な感性も手伝って届く哀愁的なもの。
ゲストでジャズ系のキーボード奏者のデイヴ・マックレエが参加していることも大きく影響しているかもしれません。
この後の作品はシリアスな世界になっていきますが、初期のSOFT MACHINEの要素も待った代表的な作品だ。
収録曲のほとんどは緩やかなインストによるジャズ・ロックですが、
この代表曲『オー・キャロライン』を聞いてピンと来たら、このアルバムをじっくり聴いてみると新たな音楽世界が広がるかもしれない。
秋の公園、落ち葉、紅葉、どんぐり、風、似合うなぁ。ワイアットの声は・・・。
M2> ジェイルセル・マインド / Hayley Sales (ヘイリー・セールズ )
デビュー当時、カナダバンクーバー島を拠点に活動していた彼女。
デビュー時は22歳のシンガー・ソング・ライター。
現在は20代後半かな?
さらさらとした美しい透明感。そしてサーフ・ライフを楽しむ本物のサーファー。
豊かな時間と自然を相手にしている彼女の音楽は幸せな空気に満ちています。
アコースティック・ギターで聞かせる癒しヴォイス。
2009年にリリースされたメジャーデビューアルバム『Sunseed』オープニングを飾るこの曲。
「ジェイルセル・マインド」♪
柔らかで、ハッピーオーラが纏うイントロから、彼女のソフトな歌声が流れ出すと、自然にこちらまでハッピーなモードに。
不思議だ。
自然の力を吸収しているからなのか?彼女の歌声には聞くだけでは得られないオーラを感じてしまう。
そういえば、リリース当時の話で、
ブルーベリー農園で暮らし、サーフィンを楽しむことのできる、自然に囲まれた素晴らしい環境で過ごしていたはず。
オーガニックだね・・・♪おすそ分け頂きます。