M1> ヘヴン・マスト・ビー・ライク・ディス / ポール・ジャクソン・Jr (グレン・ジョーンズ)
11月に突入です!
1993年にリリースされた「リヴァー・イン・デザート」
この80年代ブラコン時代の売れっ子ギタリスト、
または、世界最高のリズム・ギタリスト『ポール・ジャクソンJr.』のサード・アルバム。
ボーイズ・II・メンの「エンド・オブ・ザ・ロード」のカヴァーも話題になりました。
歌ものとインストのバランスがよく配されていて飽きの来ないアルバム。
そして、なんと言っても彼の絶妙のギター・ワークがタップリと聴けると言う1枚です。
インストの曲もかなり「グルービン」なスムースジャズを聞かせてくれます。
ですが、やはりこのアルバムの肝になるのはボーカル曲です。
その「ボーカリスト」は「グレン・ジョーンズ」が歌い上げます。
ゴスペル出身のグレンは、ソウルフルで伸びやかな歌声を披露してくれます。
だいぶリラックスして歌う歌声は力強くて説得力に満ちてます。
彼の歌に耳が持っていかれますが、しっかりとR&Bフィーリングたっぷりのギター・ソロが所々に存在感を。
このギターの音色に気持ちよさを感じない人はいないのでは?
秋色のジャケットも良い感じでしょ。
紅葉に向かうドライブソングをイメージしました。
M2> 書き残したい僕の恋 / 小林 桂
11月の最初は「桂」さんの声を聞きたくなりました。
「小林桂」さんのアルバム『ジャスト・ユー』
99年暮れに発表したメジャー・デビュー作『ソー・ナイス』
いきなり注目のアーティストになった『小林桂』
桂さんの「お父さまはジャズ・ピアニスト&アレンジャーの小林洋氏、
お母さまはコーラス・グループ「シャイニー・ストッキングス」ので村上京子さん。
幼い頃から回りには高度な音楽が流れていたのが想像できるけど、実は両親からはほとんどなにも教わっていないらしい・・・。
さてこのアルバムは2ndアルバム「ジャスト・ユー」
デビューアルバムでも衝撃を受けたスタイリッシュさとスマートな歌声はこのアルバムでさらに落ち着きを備えた。
バラエティに富んだ歌声を披露してくれます。
なじみのあるスタンダードを大切にでもチャーミングに歌う様は当時、音楽と遊んでいるように見えていました。
日本ジャズ界のプリンス。
最近のホームページを拝見すると大人の男度が増していました。
現在37歳。
大人の桂さんに会いたいなぁ・・・。生で聴く機会が欲しいなぁ♪