M1> カウント・オン・ミー / ルイス・サリナス
アルゼンチン出身の凄腕ギタリスト「ルイス・サリナス」
過去に偉大なギタリストとの共演もしているギタリスト。
世界三大ギタリストとも言われています♪
ラテンフレーバーたっぷりに見事に聞かせてくれる作り。
名プロデューサー、GRPレコードの「トミー・リピューマ」が手掛けた濃密な香りたっぷりに聞かせるアルバム。
(マイルス・デイヴィスやイエロージャケッツ、ジョージ・ベンソン、ダイアナ・クラール等、数多のアーティストをプロデュースしている人)
1997年にリリースされたアルバム。その名も「サリナス」
瞬間に広がるラテンフュージョン世界は、本当に素晴らしい時間を提供してくれます。
なかなかフュージョンの世界は深いので、一言でフュージョンを説明するのは難しいジャンルですが、理解し易いフュージョンの形。とでも言いますかこのアルバムはシックリ来ます。
ジャズ、タンゴ、ノンジャンルにわたってこのアルバムで聞かせてくれる世界観。
彼の歌声にも注目していただけるオススメの1枚。
音楽の楽しさや美しさを教えてくれるような1枚かもしれません。
「ラテン」音楽って・・・日本人にあいません?
僕も好きなんですよね♪ラテンの血が流れてるんだろうか???
M2> I’ll Never Fall In Love Again (恋よ、さようなら) / ジミー・ロジャース
1969年にリリースされたジミー・ロジャースのアルバム「Windmills Of Your Mind」から。
さて一番重要なことは1920年代末から’30年代初めにかけて活躍した
“カントリー・ミュージックの父”と呼ばれたJimmie Rodgersとは別人です・・・。
本名「James Frederick」 “Jimmie” Rodgers ( 1933年生まれ)
‘50年代末から’60年代初頭にかけてヒットを連発しながら、どちらかと言うとマイナーなイメージのポップス・スター「Jimmie Rodgers」です。
ワシントン州カマス出身のジミー・ロジャースは、幼い頃からピアノの講師をしていた母にピアノとギターのレッスンを受けています。
彼は大学卒業前にアメリカ空軍に入隊しており、入隊後間もなく朝鮮戦争に従軍したという彼。除隊後の’57年にレコード会社のオーディションで歌って見事合格。
この年にデビューを果たすことになった空軍からミュージシャンになったという人。
しかもデビュー曲がNo.1ヒット!
その彼が1969年にリリースしたこのアルバムは美しく、彼の魅力の歌声を存分に聞かせてくれる1枚。
同時期にディオンヌ・ワーウィックが歌って大ヒットを記録したわけですが、僕は彼のこのヴァージョンも温かくて好きです。
ホッコリするでしょ?