M1> When Your Heart Is Weak (心のときめき) / コック・ロビン
1985 年にリリースされた「コック・ロビン」のデビューシングル
「When Your Heart Is Weak」(心のときめき)
初めてこの曲を聞いたときは一人の男性アーティストの曲だと思っていましたが・・・
バンドでした。
ジャケットの雰囲気はまさにブリティッシュですが、1人を除いて3人はアメリカ出身。
カリフォルニア発! と聴くと大胆なロックをイメージしてしまいますが、
この方たちはちょっと違う。まさにアメリカっぽさがあまりない。
通りで彼らの音楽は後にヨーロッパで人気を博すことになります。
ニューウェイヴの枠組みに入る彼らの音楽は、アメリカの流れには一線を画し自分たちの世界を押し通していったバンド。
このバンドの紅一点の女性ボーカリスト「ANNA LACAZIO」はイタリア系と中国系のハーフだったと後々知ることに。
とってもエキゾチック。
この曲ではアンナの声は一切聞こえませんが・・・。
独特の雰囲気を放つ80年代のアーティスト「コック・ロビン」
哀愁と言うアメリカっぽくない湿度を感じることができるバンド。
このシーズンの切なさをメロディも演出してくれます♪オススメです。
M2> Hard To Say (風に呼ばれた恋) / ダン・フォーゲルバーグ
1981年の「ダン・フォーゲルバーグ」のアルバム名盤「the Innocent Age」
72年のデビューから色んな音楽を吸収し、多才な音楽のプレイヤーとなった彼の集大成的なアルバムがこの「イノセント・エイジ」
アコースティックなサウンドと、美しいハーモニー・・・。
その言葉以外はいらない。彼の音楽そのもの。
シンプルな作りが魅力的、穏やかで温かみもある。
美しいコーラスも重なり合う。
一部の曲ではドン・ヘンリーなども参加しているのですが、ほとんどが彼一人の多重録音。
演奏もギターはもちろん、ベースやピアノ、パーカッションも彼の演奏というから驚きです。
まさにマルチプレイヤー♪
このアルバムは何度も聞いているのに新鮮さを失わない。
多くの人の心を捉えて放さない傑作です。
大ヒットしたこの曲「Hard to Say」”をはじめ利き所満載の1枚。
もしも「ダン・フォーゲルバーグ」の歌を聴いてみようかなと言う方がいるのであれば、間違いなくこのアルバムから聞いていただきたい。
その後に”Longer”などの名曲をお聞き頂ければ彼の素晴らしさにもっと触れていいただけると思う次第です。何者や?俺・・・。