M1> How About Love / CHOCOLATE MILK (チョコレート・ミルク)
[チョコレート・ミルク]
1974年、テネシー州メンフィスで結成されたファンク/ソウル・バンド。
75年にデビューを飾ることになりますが、もともとはJazzグループとして活動を始めます。
このデビューアルバム「Action Speaks Louder Than Words」は大ヒットを記録。
最近このHi!心呼吸でもお送りしている「アラン・トゥーサン」のプロデュースで見出されたグループとしても有名。
その後、アラン・トゥーサンのプロデュースでこのアルバム『Chocolate Milk』を1976年にリリース。
このアルバムには今尚愛される名曲たちが収録されています。
特に「How About Love」は美しいメロディに重厚なフォーンセクション。
美しいボーカルが優しくフロントに現れ、コーラスも温かく聞かせてくれる1曲。
さすが、もともとJazzアーティスト。
その演奏のカッコいいこと。Jazzとソウルを見事にミックスさせ、新たなソウルミュージックを聞かせてくれます。
デビューが僕が生まれた年って・・・。40年経ってもこのカッコよさ。
寒くなってくるとこの曲を聞きたくなってしまうんですよね。
コーヒーと一緒にこんな曲を聞きながら・・・日向でボーっと・・・最高やな。
M2> You Make Me Tremble / ポール・ケリー
「チョコレート・ミルク」をおかけしたのでもう1曲。ソウルナンバーを。
同じ時代にブレイクしたこちらのアーティストは「ポール・ケリー」
「ポール・ケリー」は、1940年フロリダ州マイアミに生まれたの男性歌手。
ソングライターとしても活躍したアーティストです。ケリー自体のデビューは1960年代半ば。同郷の「クラレンス・リード」によって見出されたのがキッカケでキャリアをスタートさせるのです。
ポール・ケリーのキャリアは、70年代に集中します。
ポール・ケリーが1974年に発表したサード・アルバム。
「フックト、ホグタイド・アンド・カラード」
全曲ナッシュヴィルで録音された丁寧に作られた1枚。
どことなく「アル・グリーン」とも重なる官能的なヴォーカル、ストリングスやホーン・セクションのアレンジは明確でいて美しく鮮やかです。
サザン・ソウルの魅力もたっぷり閉じ込め、心地よさとセクシーさを併せ持っています。
伸びやかな柔らかな歌い口。
ストリングスの絡み具合。この時代にこのクオリティの美しさは・・・。
70年代の音に感動できるこの時代にも感謝ですね。
サザン・ソウル・・・気持ちよか・・・。