M1> ザ・ファースト・タイム / へイブン
1996年に結成されたイギリスのロックバンド「ヘイブン」
2005年には解散してしまったバンド。
その解散前にリリースされた待望のセカンドアルバムがこの2004年にリリースされた
「ALL FOR A REASON」。
2002年にデビューを果たした4人組はデビュー後わずか3年で活動を止めてしまう。
デビュー作からこの2枚目には思いや、メロディライン。
バンドとしての思いのようなもの。
大きな変化を味わえる1枚。
透明感はそのままに、メロディアスなバラードや、温もりを加えられた作品です。
もちろんスピード感溢れる力強いナンバーも収録されていますが、やはり耳を引くのは暖かなバラードナンバー♪
1度だけでは伝わらない彼らの音楽。2度3度と繰り返し聞くと、どんどんと味わいが増してくる。初めに聞いたときの違和感は2度目には消滅しつつ3度目には癖のように聞き入ってしまう。この不思議な音楽世界。
ヘイブンの「温もり」は僕の体に入り込みながら消化していく。
サラッと聞き流せてしまうのだけど、どこかが引っかかっちゃう。
その密着感をどうぞお楽しみ下さい♪ギュッ♪
M2> アイ・アム・ホールディング・ユー / マイケル・イングリッシュ
「マイケル・イングリッシュ」の2000年にリリースされているアルバム
「ヘヴン・トゥ・アース」から。
今から16年も前のアルバムですが、ハッキリと思い出します。
それは彼の歌声を聴いた瞬間に。
ゴスペル出身と聞いて納得の上手さ。
その歌声はソウルフルでいて上品。特にバラードを聴けば震えます。
この震える感じ・・・あの当時に聞いた時と同じ感覚。
この雰囲気を言葉で表現するのは難しい。
特にこの曲は昔からのお気に入り。ギターのリフからスタートする1曲。
「アイ・アム・ホールディング・ユー」
演歌のコブシのような震える余韻・・・。この特徴のある歌声は最近耳にした懐かしい曲の中で一押しです。
バラードだけではない曲も歌い上げる彼ですが、なんと言ってもバラードをじっくり味わっていただきたい。
なかなかCDを目にすることは少ないアーティストですが、改めて聞きなおしたい1枚であることは間違いない。季節のアクセントになってくれます♪