M1> Dreams Can Come True / トム・コスター
ジャズ/フュージョン界で数々のセッション活動で知られるキーボード奏者
「トム・コスター」
1991年にリリースされた彼の1枚「gotcha!!」(ガッチャ!!)
「サンタナ」のキーボーディストとしてキャリアを積んできた彼の作品。
流石の演奏が収録されていますが、そのプレイは秋の夜長にもピッタリと合うのです。
このアルバムでも「トム・コスター」の演奏の特長。
柔らかくて優しい。
1強目に収録されているのはサンタナ時代の名曲「EUROPA」のセルフカヴァー。
ピアノの表情も穏やかで心呼吸をさせてくれます。
昼過ぎでも、夜にでさえも映えます。
美しいメロディに派手さはないですが、何ともいえない安定感に満ちています。
美しいメロディと一緒に温かいものでも傍らに好きな本なんか置いて・・・。オシャレ。
ソフトなフュージョン。
このピアノの旋律をこのシーズンにお楽しみ下さい♪
こんなピアノを弾くことができたなら・・・妄想ですけど・・・いいですよね♪
M2> Completely(コンプリートリー) / ジェニファー・デイ
ジェニファー・デイの1999年にリリースされた「For Love of the Game」から。
1979年にアメリカ・フロリダ州マカルピンに生まれたジェニファー。
現在37歳です。
カントリーミュージックの音楽に触れたのは幼少期時代から。
ナッシュビルで制作された彼女のデビューアルバムがこのアルバム。
この曲「Completely」はアルバムの中でもスローに歌われた1曲。
ピアノのイントロが切なさを演出。
歌い上げるその存在感は儚くも懸命な女性の姿。
デビュー当時は10代後半・・・。
切ない彼女の歌声が印象的です。
カントリーミュージシャンというイメージでは彼女の紹介は少し違う。
マライア・キャリーのようなパワフルな歌唱スタイルはすでにこの頃から兼ね備えていた様子。
しっかりと、じっくりと丁寧に歌う本格的なシンガー。
若いのにこの女性的な説得力は一体・・・今頃どうなってんのか?気になります。