M1> 静かに 何も言わないで(シレンス・ヌ・ディ・リエン) / コリーヌ
カンヌ生まれの女性ヴォーカリスト『コリーヌ』のデビュー・アルバム。
1994年リリースされた「コリーヌ」から。
プロデュースは元「ゴダイゴ」の「トミー・スナイダー」
スナイダーさんの才能を¥に感謝します。
彼女のアルバムはまさにジャケ買い。
何気に手にした彼女の歌声は見事なアレンジに調和して儚い感じ。
季節を聞かれると春夏をイメージするかもしませんが、リリースされたのは11月。
僕が初めて耳にしたのがちょうどこの時季・・・。
やはり冬にもシックリとくる美しい曲が並びます。
どことなくラテン風の演奏と初々しいコリーヌの歌声が、少しレトロっぽいイメージを生んでいます。
ソロのピアノや各アーティストの演奏もしっかりと聴けます。
なんだかジャズのアルバムを聴いているようにリラックスして、
「しっとり」と「ポップ」が入り混じる音世界に行ってらっしゃい。
フランス語のこのアンニュイさ・・・冬に温めてくれるようで好きっす♪
M2> BELL,BOOK,&CANDLE / ブー・ヒュワディーン
「エディ・リーダー」、「ポール・ヤング」、「K.D.ラング」など数多くのアーティストが共感する独特の世界感を持つアーティスト「ブー・ヒュワディーン」
1961年ロンドン生まれ。85年に『バイブル』を結成。
「アズテック・カメラ」「プリファブ・スプラウト」などが認める
「ブリティッシュ・ポップ・バンド」
その「バイブル」のリーダーとして活躍していた彼が91年よりソロ活動をスタートを切り、彼の3作目がこの99年『Thanksgiving』
呟くような歌声。穏やかな口調。
シンプルすぎるほど鋭さも感じるメロディ。
それがまた丁寧な演奏を聞かせてくれます。
弦楽器の優しさと彼の声が温もりと安らぎをプレゼントしてくれます。
そして不思議なことに海外の空気を直に感じているような感覚に・・・。
さてアナタはどの国に彼の音楽と出かけましょう。
そこにはベルと本とロウソクがあればいい。
今週はクリスマス・ソングが少なかったのでこの曲を♪