M1> BUT NOT FOR ME / チェット・ベイカー
ウエストコースト・ジャズの代表的トランペット奏者で、ヴォーカリスト
「チェット・ベイカー」の代表作として多くの人が真っ先にあげるのがやはり本作。
『sings』
トランペッターだったチェットが歌うようになったのは50年代はじめのこと。
そして歌手としての名声を確立したのがこのアルバムです。
曲はおなじみのスタンダードばかり。
聞きやすくって、優しくて不思議な魅力が詰まっています。
まるで女性ヴォーカルが歌っているような優しい声は、若きチェットの初々しい声。
しかし、スタンダードをチェットが歌うと独特の世界が広がります。
ジャズ・ヴォーカルにありがちな大胆なフェイクは行なわず、
メロディをストレートに歌い上げるスタイル。
シンプルに届けられるその歌はまるで耳元で囁くようなソフトな感触。
「こんな良いことがある、でも僕のためじゃない。あんな良いことがある、でも僕のためじゃない」。
この曲をまずは楽しんで!そしてはまったらこのアルバムからチェットをどうぞ♪
M2> Holiday / FreeTEMPO feat. 満田智子
仙台を拠点に音楽活動をする半沢武志のソロ・プロジェクト『`FreeTEMPO`』の3rdフル・アルバムとして2010年にリリースされた『LIFE』
打ち込みを中心にAOR、R&B、ソウル、ジャズなどを採り入れたサウンドでウキウキするようなオシャレな音空間を届けてくれた半沢氏。
この「Holiday」は満田智子(achordion)を迎えた曲はフレンチポップのようなオシャレジャズ。
まるでカフェのような雰囲気にしてくれます。
本日みたいな休日にもピッタリでしょ?
満田智子さんのヴォーカルが絶妙にフィットします。
打ち込みの音に生音の手触りを軸に様々な音楽ジャンルのエッセンスを散りばめられたポップ感。キラキラと輝くような音の粒は気持ちいい♪
ジワジワッと体に沁みこむように音が沁みこむと、ホカホカと心のカイロが熱を帯び始める。
この心地よさをどうぞ染み渡れ~♪ジワジワ~♪