M1> Smile / デクスター・ゴードン
余計なものは必要ない。
男っぽいサックスを聞かせてくれるのは「デクスター・ゴードン」
ケニー・ドリュー・トリオをバックにし、おなじみのスタンダード曲「スマイル」を聞かせてくれる1961年録音盤「Dexter Calling」(デクスター・コーリング)
このジャケもおしゃれですよね。
ここではワン・ホーンで旧知の仲であるケニー・ドリューのトリオを従えて
圧巻の演奏を繰り広げます。深くコシをおろして、ゆったりと寛ぎのある時間のBGM・・・。そんな気持ちにしてくれる1曲。
この「Smile」はご存知1936年のチャールズ・チャップリンの映画『モダン・タイムス』で使用されたインストゥメンタルのテーマ。チャップリンが作曲した名曲。
50年代後半を薬でダメにしたゴードンが、60年代になってやる気に満ちた復帰作と言われています。必要なもの以外は排除しているシンプルで無骨なJAZZを聞かせてくれます。
今年も古きよき名盤をご紹介していきます。
名盤に収録された心地よい名曲。
この1曲もどうぞお気に入りに入れていただきたいなぁ♪
M2> Takes The Glory / バッドリー・ドローン・ボーイ
イギリス出身のシンガー・ソング・ライター「バッドリー・ドローン・ボーイ」
滅の名を「マンチェスターの吟遊詩人」
そんあ吟遊詩人が地元のスタジオでレコーディングしたと言う
5thのアルバム「One Plus One Is One」(2009年〕
慣れ親しんだ環境が作り上げた彼の世界感はとても居心地が良い。
さてこのアルバムに収録されている、哀愁と妙に沁みこんで来るこのメロディ・・・。
不思議な中毒性を感じてしまう『Takes The Glory』
この何ともいえないメロディから、彼の歌声から漂う自然で肩の力が抜けた雰囲気。
かなり作りこまれて、考えられた1曲。
とくにこの「Takes The Glory」が収録されている中盤から後半にかけてのピアノアンバーは美しく、力強くて、繊細で・・・。
そしてアーティスティックな一面も見られます。
何度も聞きたくなる1曲です。
この複雑も、ポップで哀愁も漂う1曲をどうぞご賞味下さい♪