M1> ソング・フォー・リンダ / ダニエル・ユメール
1990年にリリースされているピアノ・トリオ・アルバム『イースト・サイド,ウエスト・サイド』
モダンからフリー系まで対応出来るテクニックを備えたヨーロッパ屈指の名ドラマー
「ダニエル・ユメール」がA面をEast Side、B面をWest Sideというサブ・タイトルを付け、NYで録音した傑作。
スイス生まれのドラマー「ダニエル・ユメール」
ピアノは「ジム・マクニーリー」そしてベースは「マイク・リッチモンド」
この3人の演奏はピリッと辛口です。
ジャケットにプリントされているのは「グリニッジ・ヴィレッジ」のマップです。
この辺りがこのアルバムのキーになっているのかもしれません。
アメリカ人ピアニスト「ジム・マクニーリー」の力強いタッチのピアノ。
スタン・ゲッツの作品でも存在感あふれるプレイを披露しているベーシスト
「マイク・リッチモンド」のベースもブンブン♪
フリーの演奏を中心にside-Aには収録されていて、side-Bには硬派なエンオスが収録されている印象。上手く投げ分けるピッチャーのように切れ味バツグンな演奏は聴いていて楽しくて気持ちの良い曲が並びます。
この美しい曲たちは80年代のまさに成果のかたまりです♪
M2> ホワッツ・アップ / 4ノン・ブロンズ
1992年にリリースされた「4 NON BLONDES」の唯一のアルバム
「ビガー、ベター、ファスター、モア!」
懐かしいアルバムからこの名曲をどうぞ。
ウェストコースト出身の4人組バンド「4 NON BLONDES」
女性3人、男性1人という珍しい編成でも話題になりました。
なんと言ってもヴォーカルの「リンダ・ペリー」の力強い歌声は印象的でしたね。
メチャクチャ冴えている彼女のヴォーカルだけ聞くだけの価値はある1枚ですね。
ジャニスのような存在感と、バンドを従えている状態の堂々とした歌いっぷりは清々しささえ持ち合わせます。
アコースティックなサウンドをベースに、迫力あるブギやブルース、フォーク・・・。
しっかりと聞かせてくれる唯一の1枚。
そのほかにも音楽の要素はたっぷり。
アメリカンロックをシンプルに、サイケデリックっぽさも含んでいるところも好きなポイント。
そしてこの開放感のある名バラード「What’s Up」
いつまでも、すむ事のない名曲です。たまに会いたくなる曲ってこういう曲なんですね♪