M1> クリフォードの想い出 / リー・モーガン
天才トランペッター『クリフォード・ブラウン』が死んだのは、1956年6月26日の夜。フィラデルフィアからシカゴに向かう途中のペンシルヴァニア・ターンパイク。
享年25才であった。
フィラデルフィア出身のサックス奏者Benny Golsonが、1957年クリフォードを追悼して作曲したバラードがこの名曲『クリフォードの思い出』(I Remember Clifford) 。
トランペッター『リー・モーガン』はペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。
(1938年7月10日 – 1972年2月19日)は、子供の頃から神童と呼ばれたトランペッター。
その艶やかな音色から「クリフォード・ブラウンの再来」とも呼ばれた「リー・モーガン」
この「クリフォードの思い出」が収録されているこのアルバム『Lee Morgan Vol.3』
“1957年3月24日”にレコーディングされているので、なんと彼が「18才」の時の演奏なんです・・・。
ニューヨークのジャズクラブの幕の合間に愛人に拳銃で撃たれ即死したモーガン。
享年33歳。
クリフォード・ブラウンも天才なら、このリー・モーガンもまさに天才でした・・・。
M2> ELEANOR RIGBY / アンジェラ・ガルッポ
2013年にリリースされた「アンジェラ・ガルッポ」のソロ・アルバム
『フィール・フォー・ユー』
カナダ、モントリオール生まれの声優、シンガー・ソングライターという彼女。
声優や女優としても活躍している彼女は、コンコーディア大学でジャズを学び2007年にはオスカー・ピーターソン・スカラー・シップを受けた実力派シンガー。
もともとはカナダのバンド「ST.ANGE(セイント・アンジ)」の女性ヴォーカリストとして活躍していました。
2013年にこのソロとして1枚目のアルバムをリリース。
ジャズのスタンダードの他、チャカ・カーンのヒット曲「フィール・フォー・ユー」(タイトルトラック)などをナチュラルでオーガニックな歌声でカバーしています。
そしてこのビートルズの「エリナー・リグビー」
オーガニックで、身体にも優しい聞きやすいジャズをお探しの方にはこのソフトな歌声のジャズはホッコリとリラックス効果がありそうです♪
ネオ・ジャズ・ヴォーカル・ムーヴメントの旗手として期待されている彼女。
ゴリゴリのジャズは苦手という方にもこの声は届いてくれそう。
さて今年はJAZZの世界の扉を開けてみますか?