M1> ニサヨン / ノア&ギル・ドール
1995年にリリースされたアルバム『ノア&ギル・ドール』
透明感のある歌声で魅了するのは「パット・メセニー」のプロデュースでデビューした
イスラエルの女性シンガー「ノア」
NYに生まれ、ユダヤ人であるアイデンティティーを大切に生きて行きたいという理由から単身イスラエルへ移民。
兵役中に音楽家として数々の舞台を踏んだという特異な経歴を持つノア。
彼女のこの「凛」とした精神性は、ユダヤ人としての深い宗教心から来るものだそうだ。
音楽的には欧米の要素も多分に混じっている
イスラエルでは後々絶大な人気を誇り、世界で活躍するトップシンガー。
最近でも2015年に「NOA」としてアルバムをリリースしています。
そんな彼女とギタリスト「ギル・ドール」とともに作り上げたこの作品。
ノアにとっての出世作になりました。
一つ一つの言葉が真実味を持ち、語り掛けてくる。心にストレートに溶け込む独特な音楽世界をどうぞお楽しみください♪
この溶けていく歌声、あなたの中にも染み渡れ~♪
M2> But Not for Me / クリス・コナー
「バードランドの子守唄 」はあまりにも有名。
この他、代表作を多数残したアメリカのジャズ・シンガー「クリス・コナー」
安定感の歌唱力を持ち、この独特のハスキーボイスは1950年代に成功を収めたシンガーの一人。
同時期にはアニタ・オデイなどと活躍したシンガーです。
さてこのアルバムには感情豊かに、情景が浮かんでくるような美しい曲が並びます。
クリスの人気盤
「HE LOVES ME, HE LOVES ME NOT」
(ヒー・ラヴス・ミー、ヒー・ラヴス・ミー・ノット)
(オリジナルは56年に録音)
ペギー・リーと同じようなハスキーな歌声はペギーとは違う深みがあります。
かすれている様でズッシリとこちらまで届く声量。
心地いいハッキリとした歌声でJAZZを聴きたいと言う方には彼女の歌はおススメです。
彼女のバラードもゆったりとじっくりと楽しむには最高かも♪
今日はスタンダードの「But Not for Me」を♪
情感たっぷりの彼女の絶品バラードをどうぞ召し上がれ~♪