M1> マイ・バック・ペイジズ / キース・ジャレット・トリオ
スタンダード万歳!
やはり気持ちいいですね♪
活動後期(最近)では「スタンダード・トリオ」なんて呼ばれていますけど。
でもスタンダードをしっかりやってくれることは嬉しい事にも感じます。
「キース・ジャレット」が「チャーリー・ヘイデン」(ベース)「ポール・モチアン」(ドラムス)を従えて1968年に録音した快作といわれる1枚
『サムホエア・ビフォー』
キースの最初期のピアノ・トリオ作品です。
この作品を一躍名作にしたのが、ご存知1曲目のこの曲「Bob Dylan」の「My Back Pages.」
ディランの作品は今までにも数多くのアーティストがカバーしていますが、この曲はまさに名演♪
ジャズ・ピアノ・トリオの作品としても聴き応えもちろん十分。
キース・ファン、ディラン・ファンどちらの方にもこのアルバムは手にしたいもの。
ロックって言葉が必要だと思っていましたが、この演奏で歌詞のない世界でロックをしっかりと表現することに感動さえしてしまいます♪万歳!スタンダード♪
M2> Marlene (マーリーン) / トッド・ラングレン
「トッド・ラングレン」の曲を聞きたくて・・・。
改めてトッド・ラングレンは、アメリカはペンシルベニア州アッパー・ダービー出身のミュージシャン。ジャンルなんかにとらわれない音楽活動を行い、多くの作品を発表しているレジェンド。
2015年にはフジロックのステージに登場したことも記憶に新しい♪
現在68才!年齢なんかに「とらわれない」レジェンドです。
1960年代から音楽活動をはじめ、現在に至るまでコンスタントに作品を発表しているというところもレジェンドたる所以でしょう。
1982年ごろまでの全盛期のトッドの曲をほぼ網羅した2枚組ベストアルバム。
それがこの「SINGLES」
今までも彼のベスト盤がたくさん出ていますが、初めてトッドをお聞きになる方にはこのベスト盤は、まさにベスト!
もちろん、そのアーティストを良く知って、また味わうためにはオリジナルのアルバムを集めて聴くのが一番なんでしょうが、第一歩としてはこのベストは良いと思う。
数多くの曲中には必ずお気に入りになる曲が含まれているはず。
名曲が多くあり過ぎるなぁ・・・今、この文章を書きながら「Cold Morning Light」が流れています♪素敵な週末になりますように♪