M1> ソリッド・カラーズ / リズ・ストーリー
1999年にリリースされた「リズ・ストーリー」のアルバム「ソリッド・カラーズ」からのタイトルチューン。
ビル・エバンスの音楽に触れ、ジャズに目覚めた彼女。
デビューを果たした彼女の代表作の1枚でもあります。
名盤です!
彼女がデビューを飾ったレコード会社『ウィンダム・ヒル』
(1976年にギタリストのウィリアム・アッカーマンと彼の前妻アン・ロビンソンにより創設されたレコード・レーベル)
このレーベルには当時珍しい女流ピアニストとして活動をスタートさせます。
そんな彼女のピアノは美しい響きが何年たっていても新鮮です。
知的で華麗。印象的なメロディやフレージングがこのアルバムを見事に彩ります。
美しくも耳に残る曲たちが並びます。
ジャズのチャートの上位に食い込んだのも頷けます。
さて1月も大詰め。
春を待ちわびる気持ちも増してきました。こんなピアノで耳を春モードに♪
M2> ミルク・シェイキン・ママ / ダン・ヒックス&ザ・ホット・リックス
サンフランシスコのグループ「ダン・ヒックス&ヒズ・ホット・リックス」
1969年の作品『ダン・ヒックスとホット・リックス』
この美しく個性的で懐古調なサウンドは色あせません。
多くのファンを獲得したシンガー・ソング・ライターの「ダン・ヒックス」(Dan Hicks)が亡くなったのは昨年2016年2月6日。
2年間喉と肝臓の癌と診断され闘病生活を送っていたそうです。74歳でした。
最近までツアーでも日本を訪れていた印象・・・。
このアルバムにも収録されている「ミルク・シェイキン・ママ」♪
このオールドファッションな音楽がカッコいいでしょ。
ブルースの余韻もの残しながらこの懐かしい感じ。
リリース当時は受け入れていたでしょうが、その後はなかなか受け入れられていない印象。それもそのはずです。時代の流れに流行の音楽も変わっていく。その中でも彼の貫いた自分の音楽は今の時代、40年を経てその素晴らしさに時代が気づいたのでしょう♪
この熟成された音楽を召し上がれ♪たんまりと♪