M1> コールド・ハーティド・マシーナリー / フィールズ
2007年にリリースされたデビュー・アルバム「EVERYTHING LAST WINTER」(エヴリシング・ラスト・ウィンター)
デビュー前にフジロック・フェスに登場して話題にもなった彼ら。
ロンドンに拠点を置くエレクトロ・フォーク・バンドの5人組「フィールズ」
何回でも聴けてしまうこのアルバム。
何が魅力なのか・・・このフォークと、エレクトロ、ポップさにメランコリック。
雑多なようなキーワードを見事に料理している・・・。
メロディの良さ、バランスも整っている。
聴いていて何の違和感もない。
ほんとうに新人なの?というほどの完成された音。
だからなのか?さほどのビッグヒットに恵まれていないがこの世界を愛してやまないファンはこの素晴らしく広がる音世界に恋をする。
季節が動いている。春が近づく。このメランコリックでポップなフォークをお供にでかけてみませんか?
M2> ミスター・マジック / ジェイソン・マイルス
「ジェイソン・マイルス」
1951年ニューヨーク生まれ。
80年代からマイルス・デイビス、マーカス・ミラー、
マイケル・ブレッカーなどのキーボード奏者、プログラマーとして活躍した彼。
あまり知られていないかもしれないですが、そのキャリアは素晴らしいモノばかり。
彼が残した作品はトリビュートのものが多数。
イヴァン・リンス、マーヴィン・ゲイ、マイルス・デイビス・・・。
しかし、そのトリビュートもしっかりと彼の意志と思いが詰め込まれています。
この作品は2001年発表の「GROVER WASHINGTON Jr.」へのトリビュート作の続編。
2008年にリリースされた『2 GROVER WITH LOVE』
彼は実際にグローヴァー・ワシントンの作品のプログラマーとして作品つくりに参加しているという事。
今までに発表された作品、マイルス、リンスなどの作品も手掛けている彼の作るトリビュートは愛にあふれています。
明瞭な演奏、美しくもメリハリのある演奏は心地よさと、愛情でできています♪