M1> ストリート・ライフ / ダン・シーゲル
シアトル出身のキーボーディスト『ダン・シーゲル』
以前にも彼の曲をお送りしたことがありましたが、今回はヴォーカルもの。
1980年代のアメリカのスムース・ジャズ・ブームの火付け役。
1981年のアルバム「the Hot Shot」はビルボードのジャズチャートで10週連続トップ10を記録するヒット。
そんなスムース・ジャズの大御所ダン・シーゲルの2001年のアルバム「KEY OF JOY」から。このアルバムのオープニングを飾る1曲です。
ヴォーカルに「イヴェット・ケイソン」を迎えての爽やかな1枚。
この「ストリート・ライフ」は爽快さを感じるウェストコーストの伝統を踏まえながら、洗練されたサウンドを届けてくれます。
聴きやすさと馴染みやすさは、ベテランならではの味わい。
くつろぎのBGMとしては最高の1枚♪
まさにスムース・ジャズ。
ピアノ、ベース、ヴォーカル。シンプルな音の心地よさは・・・居眠りしそうw
M2> Lets Stay Together / Al Green
70年代のサザンソウルを牽引してきた『Al Green』の名盤
1972年の代表的なアルバム「Let’s Stay Together」
他のアーティストが自分たちのスタイルを確立していく中で、サザンソウルを洗練させていく。
このアルバムはその形を世に示せたような1枚。
この「Lets Stay Together」はいつの時代に聞いても輝きを失わない存在感。
ファルセットを多用したセクシーな彼の歌声。
聴きごたえのあるサウンド。
アル・グリーンの優しくも人間味を感じるような、温かな熱量を感じるような歌声は唯一無二であり、今もいない声。
その声には心を落ち着かせる力を持っているようにも感じる。
車に乗せてヴォリュームを上げてみる。もうどうにもこうにも気持ちいい。
ハワード・グライムスのドラムが醸し出す重たさ。
このホッジス兄弟のギター、ベース、オルガンのグルーブ感も相まって・・・もう最高です。やはりたまにはスタンダードを聴きたくなります。