M1> Sometimes I Wish / コリン・ヘイ
1992年の春にリリースされている「コリン・ヘイ」のアルバム
『Peaks & Valleys』(ピークス&バリーズ)から。
「メン・アット・ワーク」のヴォーカルとして一世を風靡したコリン・ヘイ。
バンド時代、「メン・アット・ワーク」の曲も聞いてきたけれど、
解散後ソロに転進した「コリン・ハイ」の歌のほうが個人的に好きだったりする。
色んな経験をしてきた男の姿は、余計なものを削ぎ落とした素朴な姿が味がある。
曲にも同じことが言える。味があるのだ。
このアルバムは素朴なアコースティックなアルバム。
その余分なものを削ぎ落とされた音は一層彼の声を光らせる。
歌唱力や表現力はヒリヒリするほど響いてくる。
それは決してくどいものではなく長い時間聞いていても疲れることはない。
それってアーティストさんが目指す所なのかもしれない。
そんな理想系を感じてしまうのです。
コリン・ハイの声に耳が反応するのではなく、体の中の懐かしさや、幼いときの気持ちスイッチを刺激するような・・・。また刺激されている。コリン・ハイに♪
M2> 恋のひとこと(Somethin’ Stupid) / フランク・シナトラ
なんてチャーミングな今日なんでしょう♪
今週の最後の心呼吸は、このジャケットが大好きです♪
スタンダードの名曲。
「フランク・シナトラ」と娘「ナンシー・シナトラ」とのデュエット曲『恋のひとこと』
シナトラは1967年、ブラジルの作曲家でありボサノヴァの生みの親である
「アントニオ・カルロス・ジョビン」とのレコーディング・セッションでスタートさせています。この年の後半、この曲がレコーディングされました。
そうです!娘ナンシーとのデュエット「サムシング・ステューピッド」(Somethin’ Stupid)
この曲はビルボード・ポップ・チャート、
UKシングル・チャートでそれぞれトップになりました。
4週連続でビルボード・Hot 100の1位を獲得。
この後にはロビー・ウィリアムズとニコール・キッドマンや、竹内まりやさんや大瀧詠一さんのバージョンもありますよね。久々にスタンダードを聴くともの凄い感動を運んでくれることを感じてしまいました。
この本物のデュエットは娘を持つパパの思いというか理想に近い感じがします♪