M1> ハイ・フライ / ジミー・スミス
1995年にリリースされている「ダム!」から。
ファンク~ファンキー・ジャズ系のナンバーを中心に、ノリのいい演奏をたっぷり聞かせてくれます。
「ジミー・スミス」はペンシルベニア州生まれ。ジャズ・ピアニストから
「ハモンドオルガン奏者」としてソウル・ジャズというスタイルを確立した
「ジャズオルガン」の第一人者。
一人オーケストラとでも呼ぶべきダイナミックな演奏とメリハリの利いたプレイはいまだに人気を博している、ジミー・スミス。
プレイのコントラストが明確で聞いていて潔い。
アクセントをつけて左手のベース。(足鍵盤をウッドベースのようにして弾く)
後のオルガン奏者のお手本になったプレイは今でもカッコいい。
享年79歳まで現役を貫いたそのスタイルもカッコいいのです。
マイケル・ジャクソンの「Bad」にも参加しているといえばその功績を感じてもらえるかな?
思わずリズムを刻んでしまいそうになる、軽快さ。
美しいメリハリのプレイを堪能しましょう♪オルガンがカッコよすぎるでしょ・・・。
M2> Make Someone Happy / ミッシェル・ハート
アメリカ生まれのシンガー「ミッシェル・ハート」。
「高橋幸宏」さんのバック・コーラスや「カーペンターズ」のバック・コーラスを務めた経験を持つ彼女。
その他、楽曲提供など日本での活躍が多かったのでご存知の方も多いかもしれません。
さて5月に入って、そろそろブライリアン・フレーバーを欲してきたようです…僕。
この「MISH」は彼女が88年に日本にて制作した作品。(89年発売)
このアルバムの澄み切った感じ。
美しい空気を吸い込んで深呼吸するようです。
アルバムのバックにはほとんどが日本人のミュージシャンが固めます。
「小野リサ」さんの名前もあったりします。
小野さん大好きの僕にとっては外せない1枚。
まさにこの時期、春~初夏に向けて心地よいブラジリアン~ラテン・フレイヴァー。
そこのミッシェルのキュートヴォイスが乗るわけです。
その溶け込み方。
最高です。初夏…良い響きだ。雑味のない歌。