M1> Prisoner In Disguise(哀しみのプリズナー)/ サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド
今週の最後のHi心呼吸は70年代のバンドをご紹介
『サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド』
メンバーはEagles や Linda Ronstadt に曲を書き、
後にソロ・ヒットも飛ばした名シンガー・ソング・ライター「J.D.サウザー」
The Byrdsなどで活躍したベーシスト「クリス・ヒルマン」
POCO(ポコ)などで活躍した「リッチー・フューレイ」
カントリー・ロックのキー・パーソンの強者ばかり。
カントリー・ロック最強のトリオ!
この3人を中心に結成された「サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド」
彼らのセカンド・アルバムです。同時にグループ・ラストアルバムです。
1975年の作品「トラブル・イン・パラダイス」から。
9曲中J.D.サウザーが4曲、クリス・ヒルマンが3曲、リッチー・フューレイが3曲を提供した構成。お互いを尊重しつつ、「J.D.サウザー」が引っ張っている感じ。
後のそれぞれのメンバーの活躍の助走には間違いなくこのバンド時代が重要だったはず。
リンダ・ロンシュタットの『哀しみのプリズナー』のタイトル曲としても有名な屈指の名曲を3人が奏でます。
ピアノが効果的。もちろん楽曲も素晴らしい曲ですが、3人以外のメンバーが集結して作り上げたこの曲の美しさをどうぞ味わってください♪だいぶ旨いです♪
M2> タイム / サンディ・トム
2006年の「サンディ・トム」のアルバム『Smile It Confuses People』(鏡の中のサンディ)
このアルバムは彼女のデビュー・シングル。
リリーズ後に、全英No.1にも輝いたヒット作。
時たま僕のCDラックから引っ張り出して聞きたくなる。そんな1枚。
珍しい曲たちの並び。
打楽器のみのバックでアカペラで歌い上げるユニークな編成は新鮮です。
彼女の人間味を感じさせる詩の世界も楽しい。
機会があれば彼女の詞の世界も触れていただきたいです。
さて時にジョニ・ミッチェル。ジャニス・ジョップリンなどを連想させる歌声と世界感。
現代の音楽なのに懐かしいクラシカルな空気を感じる不思議な音楽。
決して美しいとは言いずらい声。
しかし、彼女から発せられる本気。
芯を崩さないメッセージを受け取ると言葉にできない幸せを感じる。
さぁ、このメッセージで幸せ受け取ってください。そのTIMEが今ですよ♪