M1> Like A Lover / セルジオ・メンデス&ブラジル’66
1968年「Sergio Mendes & BRASIL ’66」の3rdアルバム『Look Around』
このアルバムも定番の1枚です。
このアルバムのデザインも粋です。
パステル・カラーに彩られた美しい日傘を広げたジャケットです。
この傘が和傘に見えるんですよね。
ブラジルのリズムをベースに色とりどりのモダンなアレンジが、とってもオシャレです。
「情熱的なラテンのリズムと聴きやすいメロ」
名曲も隠された1枚にはいろんなドラマも入っています。
「セルジオ・メンデス」と「ブラジル」が世界にボサノバ、サンバを知らしめた。
言うまでもなく数多くのアルバムをリリースしていますが、この時代のアルバムに戻っていてしまう・・・。
やはりこの時代が1番キラキラと輝いていたように思うからでしょうか。
ストリングスが全体にアレンジされ、曲をより鮮やかに表現。
メロの小気味よさ、流れるような美しいメロウな曲は贅沢なアレンジと表情豊かです。
この「Like A Lover」などのアレンジ・・・オシャレすぎです♪
M2> I don’t want to lose your love (涙が止まらない)/ ジョン・オバニオン
日本でも80年代に人気を博したAOR系シンガー『ジョン・オバニオン』
1995年にリリースされたカヴァー・アルバム「ハーツ」
実は日本だけでリリースされたこのアルバム。
日本で人気の曲(AOR系のアーティスト)のカヴァー集としてリリースされている1枚。
2000年代に入って再発されているので是非聞いていただきたい1枚。
オバニオンが亡くなって数年。(2007年2月14日))
未だに彼のこの歌声を聴きたくなるときがある。
このアルバムには耳馴染みの人気曲が沢山、
「ハート悲しく」(マーティ・バリン)、「アイム・ノット・イン・ラヴ」(10CC)、「風のシルエット」(ボビー・コールドウェル)とこのシーズンにも聞きたくなる曲が。
その曲たちをオバニオンがセクシーにカヴァーです。
しかし、アルバムの中でおすすめはラストの自分のオリジナル曲
「I don’t want to lose your love(涙が止まらない)」
クリスタル・ゲイルが歌って全米カントリー・チャート第1位となったこの曲。
この曲の味わいの深さに感動します。
セルフ・カヴァーの、まぁ、良い事♪さぁ、じっくりと癒されて下さい♪