M1> Summer Love / ショーラ・アーマ
「ショーラ・アーマ」はイギリス・ロンドン出身のアーティスト。
彼女の97,98年あたりの活躍は全世界を魅了します。
日本でも彼女の曲はヒットチャートを賑わしていました。
母国のイギリスでは5曲がチャートインを果たしたUKソウル・シンガーです。
そんな彼女の記念すべき1997年にリリースされたデビューアルバム『Much Love』
アルバムからの人気曲はバラードが多くて、バラードシンガーの印象が強かった懐かしい1曲を♪
ダンサブルな曲も彼女の得意とする曲調なんでしょうが、
バラードでじっくり歌い上げる大人びた歌声はオンエアーでも輝いていました。
リズム物の音は90年代バリバリ、懐かしい音を楽しませてもらえます。
派手さはないのに十分な音。
シンプルに歌声をちゃん届けてくれる1枚。
UKソウルならではのオシャレなおとはアルバム中盤から感じられるはず。
そんな後半に収録されているのが「Summer Love」
心地いいギターとフォーンとのバランス、アレンジは洒落てます♪
夏になると懐かしくて聴きたくなっちゃいます♪
M2> ロニー・オー / アーロン・ネヴィル
このジャケットを見てしまって、ショーラ・アーマを思い出したような今日の選曲です。
この時代のもう1曲、心地いい曲を♪
ネヴィル・ブラザーズの中心人物『アーロン・ネヴィル』
93年発表のソロ・アルバム『ザ・グランド・トゥアー』から。
このアルバムには豪華なメンバーが参加しているんです。それは「リンダ・ロンシュタット」。
1989年の彼女のアルバム「Cry Like A Rainstorm, Howl Like The Wind」で
デュエットした「Don’t Know Much」が全米2位の大ヒットをしてから、間もなくして参加したことでも注目も集めます♪
以前にもアーロンの歌声をご紹介していますが、
どの季節にもマッチするんです。
甘く、魅惑のこのテンダー・ヴォイスが♪
このアルバムのラストに収録されているのが、この「ロニー・オー」
心を浄化してくれるような優しさに満ちている、そんな曲。
彼のファルセット・ヴォイス。
はい浄化されましょう♪浄化~浄化~♪
がほんとうにたまりません。つぼにびしびしきますね。この作品は完全にポップスシンガーとしての彼に焦点を合わせて作られたもの。曲はじつにコンテンポラリーであるものばかり。このひとやっぱり一度聴けば聴いた者のこころにしみ込むまれな存在感を持つヴォーカリスト。1941年生まれなので現在61才なはず。年齢を感じさせない、タフで人柄がそのまんま出ている優しきほのぼの声をあなたもぜひ。いや~~~~心が洗われますな。