M1> The Living / ナタリー・マーチャント
透き通るような歌声。しっかりと声を印象付ける声の重厚感。
今日は「ナタリー・マーチャント」です。
1998年にリリースされたナタリーのソロセカンドアルバム【Ophelia/オフィーリア】
メロディも決してポップなメロディはないですが、聞き流すことができないドッシリとした重厚さのようなものを感じます。
日本ではあまりセールスには繋がらなかった彼女。
全体を通して女性の内面を歌った曲が並びますが、この作品の面白いところは、
サーカス団の女性や、
選挙権を得た時代の女性、
修道女、女優・・・など数人のキャラクターに扮して作られた曲が収録されているところ。
それぞれのキャラクターを通すことで、それぞれの内面を描こうとしたのです♪
切なくて、感動がある。
心を揺さぶるそんなアルバム。
アルコールに溺れて、身を滅ぼしていった黒人の老人のために歌った
「The Living」・・・弱いモノへの愛を感じる1曲。
彼女の歌には愛が端々に見えるのです。だから感動的なんだろうな♪
M2> ディスタント・ラヴァー / ダニエル・ハント
2001年にリリースされた「ダニエル・ハント」の記念すべきデビューアルバム
【ダニエル・ハント】
3歳で音楽に興味を持ったという彼。
7歳のときには兄弟3人で「The Hunt Brothers Trio」を結成して、
教会やパーティーなどで演奏していたようだ。
さて彼のプロフィールで外せないのは「ウィルソン・ピケット」や「B.B.キング」
などのオープニング・アクト(前座)を務めてきたという実力派シンガーッであるという事。
数多くのコーラス・グループに在籍しながら実力をしっかりとつけて行ったダニエル・ハント。
この色気はさすがです。
メロウな曲調がこのシーズンには合いますね。
全体的にメロウな曲達が収録されていますが、かなりアダルトなブラコン好きな方にはたまらないテイストなはず。
この雰囲気と秋の気持ちよさ・・・合うわ~♪