M1> ワン・ステップ・アップ / グレッグソン&コリスター
春本番。こんな春は穏やかな気持ちになるもの。そこで今週は穏やかがテーマに選曲♪
まずは「グレッグソン&コリスター」
イギリスNo.1フォーク・ロック・デュオとも謳われた、「クライブ・グレッグソン&クリスティーン・コリスター」
1990年に発表したカヴァーアルバムがこの『ラブ・イズ・ア・ストレンジ・ホテル』。
聴いているとその趣味の良さに魅かれて行きます。
穏やかでいて、シンプルだけどただでは終わらない。
そんな癖になる要素もこの曲たちは入っているようです。
選曲にもその趣味の良さがわかります。
ジェイムス・ブラウンからステファン・フィアリング、アズテック・カメラなど。
彼らの音楽のセンスとその巧みなカヴァーの色味が美しい。
そんなアルバムから「ブルース・スプリングスティーン」のカヴァーをしなやかに聞かせてくれる「ワン・ステップ・アップ」
アメリカンなサウンドも彼らのフィルターを通すとまた違ったイキイキ感が増すんですね♪70年代の名曲をオリジナルへの敬愛を込めているのが伝わります♪良いわぁ♪
M2> グラヴィティ・オブ・ザ・シチュエーション / HOOTIE&THE BLOWFISH
(フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュ)
久々に彼らの曲を聴きたくなりました♪
優しいメロディからアメリカン・ロック。アメリカン・フォークの名残を感じさせてくれるフーティが昔から大好きでした。大阪のクラブクアトロでカナダ人たちに囲まれて観た感動は今でも忘れられません。
そんな彼らの2000年のカヴァーアルバム「レア・トラックス」
「フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュ」が他のアーティストの曲を見事に自分たちの「音」にして聞かせてくれます♪
ライブでも演ったレアなトラックを集めたもの。
カントリー・ロックからAOR、ツェッペリンまで。
幅広い音楽センスに脱帽です。
その曲のオリジナリティを若干残しつつも、自分たちのやりたいようにやっている様。
その様子が伝わってきます。
今日は「グラヴィティ・オブ・ザ・シチュエーション」オリジナルはカントリー・シンガー「ナンシー・グリフィス」が歌ったミディアム。
彼らのルーツを感じられるそんな1枚は春のドライブにもおススメです♪