M1> ア・ウォーク・ウィズ・レナード / ドン・グルーシン
春爛漫♪今週は季節を気持ちよく過ごすための選曲をどうぞ♪
まずは、音楽プロデューサーとしての顔とピアニスト、キーボーディストとしての顔をもつ『ドン・グルーシン』
因みにアーティストをするまではなんと「経済学」の教授をしていたというエリートさんです。
ジャズ・ピアニスト「デイヴ・グルーシン」の弟さんです。
そんなグルーシンのアコースティック・ピアノによるソロ・ピアノ集。
1996年にリリースされた「ソロ・ピアノ」
このアルバムは飾らない、シンプルなアルバムタイトル通りのソロ・ピアノの美しい曲ばかりがズラリの1枚。まるで撫でるような優しいタッチとどこか懐かしいメロディは初めて聞いた気がしない。
しっかりと耳を澄ませて聴くもよし、BGMとしても全く邪魔にならない。
お兄さんとは全く逆の生活をしていた彼がピアニストとして活躍するにあたり、
自分のやりたい音楽をいかにシンプルに表現できるのかを追及した結果がこのアルバムのような気がします。
僕のおすすめは「ア・ウォーク・ウィズ・レナード」この柔らかさ・・・ズルいでしょ?
M2> サークル / エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ
「ポール・サイモン」の奥様になられた方がヴォーカルを務めたバンド。
『エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ』
1988年の爽やかな曲がサラリと並ぶ1枚。
『Shooting Rubberbands At The Stars』(星に輪ゴムを)から。
ヴォーカルの「エディ・ブリケル」の独特の歌い方。
そしてこの魅惑の歌声は唯一無二。
このハスキーさは「アラニス・モリセット」を連想させます。
「星に願わずに、かわりに輪ゴムをぶつけるわ」と歌っているアルバムです。
さてどの曲も良い曲、良質な曲が多数なんです。
捨て曲なしのアルバム。もっと色んな方に聞かれないと勿体ない。
だって今から30年前のサウンドではないでしょ?
今でも聴きたくなってします1枚。
一度聴いたら忘れられないエディの歌と、爽やかな彼らのサウンドをゆっくり楽しんでください。このシーズンにピッタリくるでしょ?