M1> Devil’s Got Your Tongue / アビー・リンカーン
ビリー・ホリデイを敬愛し、しばしばビリーの後継者と評価されたジャズ・シンガー
「アビー・リンカーン」
1930年にシカゴで生まれた彼女は、クラブ・シンガーとして音楽キャリアをスタート。
1956年にアルバム『Abbey Lincoln’s Affair – A Story Of A Girl In Love』でレコード・デビューを飾ります。
下積み時代が長かった彼女。長いキャリアのなかで20枚以上のアルバムを発表しています。
その他、女優としての活動も。
1990年の映画『モ’・ベター・ブルース』(監督:スパイク・リー)にも出演しているのでお好きな方は見直してみてはいかがでしょう♪
そんな彼女の1992年のアルバム
『デビルズ・ガット・ユア・タング』
子どもたちのコーラスが耳に残るアルバムですが、実はクリスマス時期にも似合う1枚。
柔らかいメロディに胸に迫る彼女の歌声が楽しめます♪
アメリカのブラック・ミュージックのバックボーンと
その良質の音楽性の良さを再認識させて売れる様な穏やかな1枚をおすすめ♪
このタイトルトラックは文句なしの心地よさを楽しめます♪
M2> The Circle Game / バフィ・セントメリー
Native Americanの子孫である「バフィ・セントメリー」
カナダのシンガー・ソングライターです。
映像作家、社会活動家、平和主義者としての活動も有名な彼女。
レナード・コーエン、ジョニ・ミッチェル、ニールヤングなどのアーティストさんと同期なんですって。
そんな彼女の1967年のアルバム『Fire & Fleet & Candlelight』
このアルバムからお送りしたのは彼女の代表曲「The Circle Game」
1970年に公開された映画「いちご白書」で印象的に使われていたこの曲がヒットを記録します。
軽快なメロディでウキウキするようなフォーク・ロック。
この曲の印象でポップなアルバムかなと思いきや、
彼女の作り出す独特の世界観は特殊。
その特殊な雰囲気が漂う作品でもあります。
そして何と言っても彼女の細かくビブラートする彼女のヴォーカル・
どの曲も震えまくっております。
彼女の歌唱法、あなたはお好きですか苦手ですか?特殊でしょ?