M1> ノーバディ・バット・ユー / ルイス・プライス
アメリカ・イリノイ州シカゴ出身のミュージシャン「ルイス・プライス」
今までに参加したユニット名を聴くと、なんと!と唸ってしまう。
あの名曲を彼が歌っていたのか!と感動してしまいます♪
テンプテーションズ (1977年 – 1980年)、ドリフターズ (1980年 – 1986年)に参加していたルイス。
テンプテーションズでは3年間リード・シンガーを務め、しっかりとその存在感を示したルイス。
そんなルイスの、念願のソロ・デビュー作がこの1992年にリリースされている
『ルイス・プライス』
さすがの力量です。
じっくりと大人の解釈で酔える曲が満載♪
聴きどころ満載のなかでアルバムの中盤を飾った「ノーバディ・バット・ユー」
この色気と彼の歌声を味わってください♪濃厚でいて口溶けがいいビターチョコみたいな歌をどうぞ♪
1曲目の「ディスタント・ラヴァー」はマーヴィンのカヴァー♪これも良いんですよね♪
M2> ベター・ワールド / リネット・コヤナ
「トーレ・ヨハンソン」のプロデュースによるソウル・シンガー『リネット・コヤナ』のデビュー・アルバム。
2000年の作品『ハッグス・アンド・タッグス』
カーディガンズやクラウドベリー・ジャムなどのスウェディッシュ・ポップスが流行っていた時代。トーレ・ヨハンソンのプロデュースで、96年に『レディ・リネット』名義でアルバムをリリースした彼女。
名前を改名して「リネット・コヤナ」として始動したのがこの作品♪
黒人シンガー作品でありながら、さらりとブルー・アイド・ソウルに収まる様なさすがのサウンド・マジック。
この『ベター・ワールド』からアルバムはスタートしますが、この曲のイントロから一気にブルー・アイド・ソウル♪オシャレです。ポップな曲をメインに歌っていた彼女の大人びたクールな歌声は清涼感を感じます。トーレ・ヨハンソンが手掛けた唯一の黒人ソウル・シンガー。「リネット・コヤナ」
やはり良い1枚です。この春にどうぞ♪
「アレサ・フランクリン」や「マーヴィン・ゲイ」のカヴァーも秀逸です♪