HI!心呼吸 4月16日(月)

M1> サンバ・ブラジル(ブラジルの水彩画)  /   ジョアン・ジルベルト

 

今週は美しいメロディを意識しての選曲でお楽しみください♪

ジョアン・ジルベルト1980年の作品「海の奇蹟」

「ボサノヴァの神」、「ボサノヴァの法王」と呼ばれる

『ジョアン・ジルベルト』現在86才。

ブラジルに帰国したジョアン・ジルベルトは二人のアーティストに連絡を取った。

そのアーティストこそ、「カエターノ・ヴェローゾ」、「ジルベルト・ジル」の二人。

この3人の若手ボーカリストに声をかけて作った80年制作作品がこの名盤。

全体にブラジルと故郷バイーアを想う、愛情が溢れた作品。

まるで「音のアロマ」を炊くようなリラックスする音の世界。

この時代にもその心地よさを味せてくれます♪

その作品のオープニングを飾ります「サンバ・ブラジル」

アリー・バローゾ作の有名なスタンダードを、

「ジョアン・ジルベルト」、「ジルベルト・ジル」、「カエターノ・ヴェローゾ」と歌い継ぎます。この曲の心地よさは別格♪

ブラジルへの愛、ポルトガル語へのこだわり・・・素晴らしい♪

同じ時代に生きていることに感謝しますよね♪

 

 

M2>  Teen Angel  /   マーク・ダイニング

 

オクラホマ州マンチェスター出身のポップ・シンガー『マーク・ダイニング』

姉の3人が1940年代に「ザ・ダイニング・シスターズ」として活動していたという

音楽一家に育った「マーク・ダイニング」。

学生時代から音楽活動を始めていたそうです。

「Teen Angel」

この曲は、姉のジーンが夫と書いた曲。

それを弟のマークが録音してリリースしたもの。

10代の若者の死を歌った曲、当初ラジオ局もオンエアーをためらっていたそうです。

デリケートだから・・・。

しかし、「ザ・ダイニング・シスターズ」のファンだったDJが紹介することで評判になって大ヒットに♪

まるで映画の世界のお話♪

1970年代には映画「アメリカン・ブラフィティ」に紹介されて再び知られるようになりました♪

フォーク・サウンドと、美しいコーラスのアレンジ。

しっとりとした雰囲気で今も楽しませてくれている名曲です♪