M1> Tell me / GO WEST
ピーター・コックス。リチャード・ドラミーからなるイギリスのポップデュオ。
「GO WEST」
80年代のイギリスを代表する2人のサウンドは正直イギリスの匂いをあまり感じない。
アメリカの西海岸のカラッとした空気感を存分に感じさせてくれます。
何と言っても、彼らの特徴は「ピーター・コックス」の声。
ハスキーで少し陰りを感じながら説得力バツグンに語り掛ける歌声♪
そこに本気を感じるAORバリバリのサウンド。
捨て曲なんてない!
完成度が高い1枚。
1992年『Indian Summer』
この時期には外せない僕も大好きな1枚です。
5、風のシルエット 6、king of wishful thinking・・・。
良い曲ばかり。
良くラジオの番組でもお世話になりました。
んでもってこの時代でもお世話になっているという事実。
だってこのアルバムは晴れた日本のドライブにはマストのアルバムだと断言したい!
なんで売れなかったのか…意味不明。それほど愛してます。
M2> Have A Little Faith In Me / ジョン・ハイアット
1987年発表の8作目。
『ジョン・ハイアット』と言うとイコールで紹介されるほどの代表作がこのアルバムでしょう。素晴らしく息の合った。そしてリラックスしている様子も伺える。
「ジム・ケルトナー」、「ライ・クーダー」、「ニック・ロウ」という最強メンツが集結して作られた作品。
そりゃ見事な演奏を聞かせてくれています。
この演奏だけでも名盤と言っても良いんじゃないでしょうか。
ジョンのヴォーカルもちょっぴり楽し気も聞こえるし、
そして力強くも、頼もしくも聞こえるし・・・。
このアルバム以前とこの作品では濃さがまるで違う。
カントリー、ソウル、ゴスペル、ブルース、ジャズ・・・。
色んな音楽のエッセンスを見事にブレンドしてくれた味わい深い深煎りのコーヒーを味わうような感じ。
ジックリと時間をかけて味わいたい。
そんな作品です。ピアノで弾き語りされる「HAVE A LITTLE FAITH IN ME」は
奇跡の名曲。この演奏をお送りできるだけでも僕は幸せを感じてしまうのです♪