M1> Been Caught Cheating / ステレオフォニックス
2013年のこの『Graffiti on the Train』(グラフィティ・オン・ザ・トレイン)から♪
1曲目からラストまで、何度も繰り返し聞けてしまう。
色濃く濃厚な作品を残してくれたのはご存知、
イギリス・ウェールズ出身のバンド『ステレオフォニックス』
彼等の8作目がこのアルバム♪
ダイナミックなロック、ルーツフォーク、カントリーなど彼らの軸は変わっていないけど、
新しい世界を集中力を切らすことなく楽しめる感じです。
この8曲目に収録された「ビーン・コート・チーティング」
なんて正直、今までのステレオフォニックスには無かった伸び伸びとした空気感。
気持ちよさそうに歌い上げる曲調は何度聞いても胸に来ます♪
もともとステレオフォニックスのファンの方、
そうでない方にもしっかりと彼らの魅力を届けてくれた1枚でしょう♪
アメリカン・ブルースのようなこの濃厚さ。
しかし、ギトギトはしていないクールさを兼ねるところは流石。
ケリー・ジョーンズの才能には脱帽。
この味わいを同世代が奏でてる・・・ヤバいっすよ。
M2> There She Goes ゼア シー ゴーズ / The La’s (ザ・ラーズ)
今週の選曲はこの曲が頭の中をグルグル回っていたせいで・・・。
このメロディセンスはやはり凄い♪
ブルース、R&B、アイリッシュ・トラッドをルーツにもつ、
リバプール出身の4人組「ザ・ラーズ」
1990年にリリースされたこのデビュー作「The La’s 」は
当時の流行などにも流されない彼らのサウンドセンスの塊です。
だってこの時代にも関係なく、気持ちよく耳にできる素材という事の証明♪
どこか懐かしいメロディは心地よくて、耳障りも良い♪
それらをしっかりとバックで固めるバンドサウンドはリバプール・サウンドと言えるんでしょうね。
そして何と言っても「リー・メイヴァース」の見事なソングライティングの才能たるや…。脱帽です。
「There She Goes」は間違いなく彼らを代表する1曲。
この曲他にも良い曲が多すぎる。もっと他の曲も注目されるべき。
でも今日はあえてこの曲をお送りしました。だって頭の中をグルグル・・・。
名曲は仕方ないですよね。お許しください・・・。