M1> ヤング・アンド・フーリッシュ / Milt Jackson (ミルト・ジャクソン)
1993年に発表された作品『レヴァレンス』から♪
今日はこの粘着質のビブラフォンの音でクールダウン♪
ジャズの演奏で思い浮かべる楽器モノといえば?
ベース、ドラム、ピアノ、ドラム、サックス…色々とありますが、
この「ビブラフォン」、「バイブラフォン」は中々出てこない楽器。
しかしこのビブラフォンの音色がこの時期なんて良いんですよね♪
それも演奏するアーティストもほとんどいない。
演奏するとしたらジャズのお人です♪
今日はそんな楽器を奏でるこの方の演奏をどうぞ♪「ミルト・ジャクソン」
1951年には「ミルト・ジャクソン・カルテット」を結成。
その翌年には「モダン・ジャズ・カルテット」(MJQ)とグループ名を変えて、その活躍はジャズ好きの方にはお馴染み。
ミルト・ジャクソンといえばMJQみたいな認識の方も多いでしょう。
MJQのスター・プレイヤーとして有名な彼、その演奏はどんなシーンでもブレることはありません。
ミルトのヴァイブは粘着質のように伸びる音が特徴。
その伸びが心地よくて浮遊感のような空気を与えてくれます。クール♪晩年の作品です。
M2> Born To Lose / レイ・チャールズ
もう1曲は『レイ・チャールズ』にしました♪
こちらはキャリア初期のアルバムから。
1962年の代表作『Modern Sounds In Country and Western Music』
カントリー曲集ということですが、
さほどカントリー、カントリーしていませんw
しかしベースはカントリーなんですが、レイが歌うとどの曲もソウルフレーバー、R&Bになってしまう。
もうすでに杯盤になっているこのアルバム。
聞かないなんて勿体ない。
アメリカでは大ヒットしたアルバム。
だってビルボード14週連続No.1っていうから驚きです♪
しかしレイ・チャールズといえば、どうしてもR&Bを代表するようなイメージが強いですが、一方でカントリーミュージックも盛んに録音したアーティストなんですよね。
ですからこのアルバムはそれを代表する1枚♪
カントリーは苦手という方も、レイの歌声で楽しんでいると、
どうですか?ね?いいでしょ。随所に溢れるソウル。
どうぞソウルを感じることができるのがレイに感謝しながら♪