M1> Lady Blue / レオン・ラッセル
夏の後半に聴きたくなるバラードソングの名曲♪
今週の締めくくりは、ちょっと切なくなる大人のバラードを♪
アメリカのシンガー・ソング・ライター『レオン・ラッセル』
このメロディが1975年に完成していたなんて・・・。
『Will O’ the Wisp』(ウィル・オ・ザ・ウィスプ)「鬼火」。
アメリカ南部の土臭さ、乾き、音楽性を保ちながら、
シンセなどの楽器類や、日本の尺八や三味線まで多彩に使って製作された
音楽世界を披露する名盤です。
アルバムに収録されている「Bluebird」などは、
ピアノがリードするオシャレなAORチックな名曲です。しかし、レオン・ラっセルの歌は簡単にただのAORで片付けられないんです。それは歌声のブルージーな感じ。
ソウルフルな感性。
この方の音楽を一言で説明なんて無理。
このラストに収録されている『Lady Blue』なんてバラードだけじゃないもの。
ソウルであり、ジャジーであり、ブルースでもあり。
この曲がアルバムを締めくくる・・・素敵すぎません?
M2> トラブル・マインド / ワークシャイ
ではこの曲で「海」にでも気持ちだけでも連れて行きましょう♪
1992年の作品「OCEAN」
アーティストは90年代個人的にボコハマりした『ワークシャイ』
この「オーシャン」は2枚目の作品です。
クセがなく上品♪
サラッと聞けてしまう気持ちよさ。
サラッとし過ぎているという感もありますが・・・。
デビュー作よりも少し個性を抑え気味な印象を持ちますが、夏の後半にはこのテイストがしっくりきます。
ソフトで爽やか。洗練された広がりあるアレンジ。
その当時(1992年)には真新しくてオシャレで、グローバルなサウンド♪
美メロにメロメロです♪
そんなアルバムから「トラブル・マインド」
聞き流せる極上のボッサポップという感じでしょうか。
ちょっと控え目なボーカルがバランスが抜群です♪
この絶妙なバランスこそ「ワークシャイ」の魅力なのだと思うのです♪