M1> アイム・セルフィッシュ / テッド・レノン
「テッド・レノン」カリフォルニア出身。リリース当時29才でした。
ジャック・ジョンソンの活躍以降に浸透したサーフ・ロック。
サーフ・ミュージックの後継者的な存在でデビューを飾った彼。
アコースティック・グルーヴのいい流れをもっていてクセになります。
アコースティック・ギターを緩やかに弾き綴っただけの極めてシンプルなサウンド。
なんら主張もなさそうに聞こえてきますが、そんなことは無いんです。
その静かな声で紡ぎ出される歌は、アメリカの抱えたテロや寂しい社会状況に対してメッセージする姿に。
だんだんと彼のアルバムを聴いているとナチュラルな気持ちいいサーフ・ミュージックだけでない切なさや、慈悲の愛情みたいなものを感じてしまうのです。
手を取り合って高め合うことの豊かさ。
素晴らしさを感じることもできるだろう。
2004年に届けられた『ウォーター&ボーンズ』
ジックリと季節の風に吹かれながら聴いて頂きたいそんな1枚♪
ドライブのお供にもおススメですが。
月夜を眺めながら。コーヒーでも飲みながらゆっくりと。
因みにあのジョン・レノンと遠縁らしいです♪
M2> Against the Grain / ニュートン・フォークナー
2013年にリリースされた「ニュートン・フォークナー」のアルバム
『ライト・イット・オン・ユア・スキン』のタイトルトラックが
ヒットして世界のラジオのチャートを賑わしましたが、今日はこちらを♪
「ニュートン・フォークナー」といえばUK発!
そのソウルフルなヴォーカルと超絶ギター・テクニックが印象的!
そしてどこか懐かしいアコースティック・サウンドは耳に心地いい♪
そのメロディセンス、素朴な歌声。
シンプルなサウンドに心は落ち着いてします。
何度も聴きたくなってします、アコギの音。
なんてことのないモノに聞こえるけど、がっちりと胸の奥を掴まれてしまいました。
まるで魔法みたいな曲がこの1枚に収録されています。
優しくて太くて温かい。
またニュートン・フォークナーのマルチな才能は、
ジミー・ペイジやロジャー・ダルトリーといった著名なアーティストからもリスペクトされています。
こんな歌を大事にしたいと思う2018年9月なのでした。