M1> ダーン・ザット・ドリーム / ジョー・ファレル,アート・ペッパー
今週の締めくくりにはこんなジャズはいかがでしょう♪
『DARN THAT DREAM』(ダーン・ザット・ドリーム)
このアルバムは「アート・ペッパー・カルテット」に
テナー・サックスの「ジョー・ファレル」が加わったアルバム♪
「1982年3月23日」
にハリウッドのアネックス・スタジオで録音されたもので、最初にして最後の顔合わせと話題になったセッション2のアルバムの1枚。
アート・ペッパーはわずか2ヵ月半後に,
ジョー・ファレルはこの4年後に他界してしまう・・・。
壮絶なセッションを残してこの世を去った偉大なる2人の作品としてあまりにも有名な作品。
因みに最初の3曲が2人の共演、後半の5曲は、ジョー・ファレルのカルテットの演奏です。
『ダーン・ザット・ドリーム』は二人の共演♪
極上のバラード・プレイを聞かせてくれます♪
他の壮絶なソロの共演も聴きどころですが、この名曲はスロウでよかった。
M2> Dock Of The Bay (ドック・オブ・ベイ)/ オーティス・レディング
今週ラストはこの作品がラスト・・・となった繋がりで。
『オーティス・レディング』
最後のレコーディング・セッション。「Dock of the Bay」
そのハスキーな声質とパワー満点のヴォーカル・スタイル。
「キング・オブ・ソウル」の異名を獲得したオーティス・レディング。
活動期間はわずか5年。
1967年12月の飛行機事故により26歳の若さでこの世を去った彼。
1967年6月に行われた「モンターレー・ポップ・フェスティヴァル」で、彼は多くの白人オーディエンスに唯一のブラック・エンタテインメントを披露して人気を獲得。
彼はメンフィスに戻って、より自分の音楽性を広く伸ばすために次なるアルバムのレコーディングをスタートさせた・・・しかしこのタイミングで彼を悲劇が襲う。
コンサートへの出演するため彼が乗り込んだ飛行機が墜落。
この事故により67年12月10日、彼はこの世を去ってしまったのだ。
その最後のレコーディング。彼の死後発表されたシングルが「ドック・オブ・ザ・ベイ」彼にとって初の全米No. 1シングル。
(音楽史において、死後発表した作品が1位を記録するのは彼のシングルが初となった)
たまには音楽を真面目に覚えておきたくなる。
オーティス・レディングの名曲は教えてくれています。
今週もありがとうございました。