M1> Someone Like You / PERRI
こんな完成度の高いアルバムが1990年には出来上がっていた。
それもあまり知られていないなんて・・・もったいない。(お化けがでそう)
キャロル、デラニー・ローリ、シャロンの「ペリー・シスターズ」♪
『PERRI』
さてペリー・シスターズは、アニタ・ベイカーのアルバムでエレガンスなバック・コーラスが披露されたことで注目を浴びることになったのが始まり。その以前には「パット・メセニー」のコンサートでジョイントしたことからデビューのチャンスを手にした姉妹。
そんなペリー・シスターズが1990年にリリースしたアルバムが「Tradewinds」です。
コーラスや、表現力は並外れた粋。そして姉妹ならではのコンビネーション。
このクオリティの高さに驚かされます。
アルバムのオープニングを飾るこのゴージャスな雰囲気がバブルを感じる
「Someone Like You」はメロウで90年代の幕開けのキラキラした空気を感じられるスムーズ・ジャズ。グループとしての歌唱力、実力をどうぞご堪能ください♪
ブラコンの本当にカッコいい時代の影の立役者。(ちょっと言い過ぎかも。)の
歌声は本物です。
M2> Believe (ビリーヴ) / ラルフ・マクドナルド
もう1曲はこんな1曲にしてみました♪
ニューヨークを代表するパーカッショニスト「ラルフ・マクドナルド」
このお方はパーカッショニストの第一人者でもあります。
夏の作品ですが、このアルバムのラスト。
この曲には季節が変わっていく様が描かれている様で好きです。
この時期に聴きたくなる1曲でもあります。
2004年にリリースされた「ポート・プレジャー」
このアルバムのラストに収録されている「Believe」♪
打ち込みの要素なんてまるでない。
ホッと一息つけるサウンドってこういう音なのかもしれません。
古いと言ってしまえばそれまでですが、
昔ながらのサウンドには穏やかな気持ちにさせてくれる魅力があります。
爽やかなリゾートミュージックが全体を演出する作品ですので、
寒くなってくるこの時期にはご注意ください。
でも良いアルバムです♪次の夏用にご用意してみては?