M1> プリーズ・セイ・ノー / ジミー・イート・ワールド
アメリカ、アリゾナで結成された「エモ」ロックをメジャーに押し上げたバンドの代表格バンド『ジミー・イート・ワールド』
2013年8枚目の作品としてリリースしたこのアルバム『ダメージ』
「エモ」というジャンルを好きになるきっかけになる1枚かもしれません。
全体的に美しくて、優しくて、激しくもなく、そして静かすぎない。
良いアルバムです。ジックリと聴いて頂きたい。沁みる曲達を・・・。
秋って音楽もすんなり、ジックリと入ってくるシーズンですよね。
「大人の失恋をテーマしたアルバム」と位置づけられたこのアルバム。
詞の世界も楽しみながら、なんといってもバンドの色褪せない泣きのメロディは熟練の技みたいに味わい深い。
リリースされた2013年は結成20周年の年。
そんな彼らが「大人の失恋」をテーマに作り上げた音。
それだけでもこの秋に聴きたくなりませんか?
失恋から受けたダメージ。ダメ―ジから復活する大人の力。
この「ダメージ」からあなたは何をもらうのか?「プリーズ・セイ・ノー」を聴きながら考えてみては?
M2> ステイブル・ソング / デス・キャブ・フォー・キューティー
沁みるサウンド続けます♪
変わってはこちらもアメリカ、ワシントンで結成された4人組バンド。
『デス・キャブ・フォー・キューティー』
今日は通算5枚目のアルバム。
2005年の『プランズ』から1曲♪
このバンドのメロディも、歌も、自然と体に沁み込んでくる感じ。
とても心地いいサウンドを聞かせてくれます♪
こんなに繊細で抒情的なサウンドって洋楽ではあまり聞かない。
どこか日本人の琴線にも近い感覚のサウンド・メイキングを感じます。
曲の流れ具合、ラストまで聞きながら何の抵抗もなく聞けてしまう。
11曲目にクレジットされている「ステイブル・ソング」
この曲は優しいギターの音色からスタート。
どんな歌い初めになるのかワクワクする・・・そんな1曲。
どこまでも続く透明感は流石♪
「ベン・ギバード」のヴォーカルがやけに沁みてきます♪
優しくて、美しくて、切なくて、悲しい。秋だぁ♪