M1> セオラ / ビッグ・アップルズ
いよいよ3月も最終週♪
まさに3月は「去る」とはよく言ったものです。
去ってします3月を惜しみながら春を堪能するこの時期。
今週はこんな1曲からスタートします。
1995年に発表された、天才トランペッター「リー・モーガン」の
大ヒット曲を見事な演奏で聴かせてくれる「リー・モーガン」へのトリビュート・アルバム。
『ザ・サイドワインダー~リー・モーガンに捧ぐ』
ニューヨークで注目を集めた若手アーティストたちのグループ『ビッグ・アップルズ』
彼らのデビューアルバムは洗練された1枚です。
当時はデビューしたてのメンバーは今では中堅のミュージシャンとして活躍しています。
メンバーの(TP)「ニコラス・ペイトン」のトランペットは聴き応えもバッチリです。
スタイリッシュな曲達が実に鮮やかで心地いい♪これをきっかけに本家も聴いてみては?
M2> サン・ジェルマン / ヴァネッサ・パラディ
2000年のアルバム『ブリス』から。
「ヴァネッサ・パラディ」
女優としても活動するフランスのヴォーカリスト。
このアルバムはそれまでの作品とは違って、最愛の伴侶との出会い、
愛娘の誕生によって彼女自身が女性として、母としての顔が所々で垣間見える。
というところでしょうか?
自信がみなぎり。声も堂々としていて、それまでのアイドルの表情は一切出てこない。
音楽的にも非常に多彩。
この「サン・ジェルマン」はボサノヴァ調ミディアム・ナンバー♪
この曲が『ジョニー・デップ』との夫婦共作というのも驚きです。
静かめな曲はとても優しげ。
子守唄のような安心感も感じられます。
美しい曲がアルバムを支配するこの「ブリス」
女性の輝きみたいなものは、春にもピッタリです♪