M1> リング・デム・ベルズ / ライオネル・ハンプトン
「Ring Dem Bells」 (Remastered 2002)
『ライオネル・ハンプトン』
アメリカが生んだジャズ・ミュージシャン。
「ジャズ・ヴィブラフォン」の第一人者として知られるアーティストです。
そのヴィブラフォンとの出会いは、この話もカッコいいんですよね。
1930年に、「ルイ・アームストロング」のレコーディングに参加したときに
スタジオに置いてあったヴィブラフォンを弾いてみるように、
アームストロングから言われたのがきっかけなんですって。
「ベニー・グッドマン」のカルテットに参加して実力をつけたハンプトンですが、
「ベニー・グッドマン」自体が素晴らしい。その当時、人種差別の激しい時代。白人が黒人のプレーヤーを雇うことは無かった中、ベニー・グッドマンは黒人の技量を高く評価し、そのバリアを初めて破った!ハンプトンもベニー・グッドマンには頭が上がらないはず!そんな師匠との出会いも成功の陰にある。
『リング・デム・ベルズ』♪
彼の代表的な作品。そんなバックボーンを聴いてから耳にすると違って聞こえてきます♪
M2> If I Had You / ダイナ・ワシントン
1957 『THE SWINGIN’ MISS ‘D’』
このパンチのある歌声・・・『ダイナ・ワシントン』
ライオネル・ハンプトンと同じ時期。
ジャズ界は華やかでいい音楽が沢山流れていた時代。
このお方の声を聴きたくなってしまいました♪
1956年に「クインシー・ジョーンズ」によるオーケストラと共演したスインギーな名盤
「THE SWINGIN’ MISS ‘D’」
バックにオーケストラを従えて、オリジナルの曲を堂々と歌い上げる迫力は凄まじい。
ジャジーに歌うあげるダイナ。
ジャズを聴いてみようかな?そんな方にもお勧めできる1枚。
もちろんボーカル・ファンに方にもお聞きいただきたい。
今でも聴き続けられるその歌声の強さ。
彼女の表現方法も飽きがこないって・・・一体何でなんだろう・・・?