M1> Minha Namorada(ミーニャ・ナモラーダ) / マリア・ベターニア
『マリア・ベターニア』は、ブラジル出身の女性歌手。
あの「カエターノ・ヴェローゾ」の妹さんです。
今日までに数多くの作品を発表してきたブラジル音楽を代表するシンガーです。
2005年にリリースされている彼女のアルバム
『Que falta você me faz』
ボサ・ノヴァの誕生の時から、ブラジル音楽の歴史に深く関わった「ヴィニシウス」。
「ヴィニシウス」の唄や詞を多く歌い続けてきた「マリア・ベターニア」が贈る最大限の賛辞と言われているのがこの1枚。
「貴方を失いとても哀しい」と題されたこのアルバムは「ヴィニシウス」に捧げられた1枚であることをお伝えします。
彼女の歌声には、イメージするブラジル音楽にはない、
力強いメッセージ、パワーが込められている気がします。
サラッと聞けない部分、音楽性があるかもしれませんが、しっかりと彼女のブラジルを感じる機会はあっても損ではない。
どうぞそんな彼女の世界を♪今日はアルバム3曲目に収録「ミーニャ・ナモラーダ」♪
M2> スロウ・モーション・ボサ・ノヴァ / セルソ・フォンセカ
ブラジルを中心に活動するボサノヴァ・ユニット『セルソ・フォンセカ』
2003年にリリースされている『ナチュラル』から♪
このハイセンスは一体何でしょう。
もう15年も前のアルバムに未だにトキメキます。
古典的なボサノヴァだと重い。サンバではちと激しすぎる・・・。
でもボサノヴァが好き!という方には最適!
「カエターノ・ヴェローゾ」などがお好きな方にはピッタリかも。
彼らの音楽にはリズム。アレンジ。ヴォーカル力。
バランスが素晴らしい。聴いていて何のストレスも感じない。
そのリラックスの中にサウンドのスパイスが効果的。
クセになる「セルソ・フォンセカ」の世界にのめり込んでいくのです。
他のアルバムも聴いてほしいですね。
今日は名曲「スローモーション・ボサ・ノヴァ」♪
この涼し気なアコーステック・バージョンは・・・香しい。
良い夏を過ごせそうなそんな気分にしてくれます♪