M1> Coronation Street (コロネーション・ストリート) / マーク・ジョーダン
カナダのトロントで生まれたシンガー「マーク・ジョーダン」
なんだかスポーツ選手みたいな名前ですが、
1980年代を中心に人気を博したAORシンガーの1人♪
父親はジャズ・シンガーだったというのが納得できるのがこのアルバム。
1993年にリリースされた『レックス・ヴァレンタイン』
それまではAOR中心のアダルティな曲を発信していましたが、
このアルバムでは路線をジャズに傾けたこんな曲も印象的。お父さんの影響なのか?
濃厚でクセになる様な1枚を完成させてくれました。
もちろんAORの片鱗も曲の節々にも歌声にも感じますが、
ピアノのメロディにゆったりと歌い上げられる潤んだ声質にはノックアウト。
夜の時間帯にも良いですが、この午前中の時間にゆったりと♪
彼の歌声に身をまかせるのも良いもんです。
M2> St. Judy’s Comet / セント・ジュディーのほうき星 / ポール・サイモン
「ポール・サイモン」「サイモン&ガーファンクル」のシンガー・ソングライターとしてはもちろんですが、そんな肩書きだけでは語りつくせないほど自身の音楽を追及する真のアーティストさん。現在77歳!
そんな彼の1973年の名盤『ひとりごと』 (There Goes Rhymin’ Simon)
はポール・サイモンの3作目のソロ・アルバムです。
この時代は「サイモン&ガーファンクル」はもちろん解散されているわけですが、
ソロとしての評価があまり得られない作品が続き、
このアルバムで改めて彼のソングライティングにスポットライトが当たった感じ。
とにかく全曲がゴキゲンです。
独特のメロディ展開。演奏パートのリズムの明快さ。
そこにジャズテイストも加味される。
さぁ、ドップリとこの時代のサイモンの世界に浸かりましょう♪