M1> Morning Song / ジュエル
今週もこのコーナーでどうぞ、ごゆっくりと♪
このソフトなソプラノ・ヴォイスは1995年のデビューアルバム
「Pieces of You」(心のかけら)から♪
『ジュエル』(Jewel)は、アメリカ・アラスカ州出身のシンガーソングライター。
アコースティックギターを弾きながら、透き通るような美しい声で、
詩の語りのような歌声を聞かせたかと思えば、
抜群の存在感の歌まで聴かせてくれます。
力強さ、子供のような愛らしさ、悲しさ。
少し翳りのある旋律が、当時の主流のポップな楽曲と一線を画す存在感を放っていたんです。個人的には、このフェミニンな声でブッタ切るような歌詞の世界も好き。
M2> ピース / ノラ・ジョーンズ
ピアノの弾き語りを中心にしたアコースティックな1枚。
そんなシンプルなスタイルの演奏から遠ざかっていたノラ・ジョーンズの原点回帰な
2016年にリリースされている『デイ・ブレイクス』
「ウェイン・ショーター」や、「ロニー・スミス」などのレジェンドをゲストに迎えて演奏されたという豪華な1枚。
リラックスした中にもジャジーなムードで満ちています。
こんなアルバムをやはり求めていたんだなぁ、と実感できます。
全世界で大ヒットを記録した2002年リリースのファースト・アルバム
『ノラ・ジョーンズ(Come Away With Me)』がお好きな方には素直に気に入って頂けるはず。この柔らかさはノラ・ジョーンズだけのモノなのかも。