M1> I’ll Be Seeing You / アーネスティン・アンダーソン
1993年「Now & Then」から。
数多くいる女性ジャズボーカリストに中でも、夢中になったアーティストといえばこの方。
アーネスティン・アンダーソン!
実力は申し分ないのに、作品数も多いとは言えず、日本での認知度はそんなに高くありません。しかし、日本のクラブジャズシーンでは僕の友人DJがこよなく彼女を愛し、よくクラブで彼女の音楽をプレイしておりました。
そんな時に僕は一気に知り、ファンになっていったんです。
こんなにスピーディでワクワクさせるスウィングジャズを歌いこなせるアーティストを知らなかった僕は衝撃を受けました♪
ジャズの黄金期にはそれほど活躍できなかった彼女。
1958年に『Hot Cargo』でソロシンガーとしてデビュー。
翌年にはDown Beat誌で新人賞も取り、さぁ!ここから!という頃に60年代突入。
アメリカではジャズの仕事が激減・・・。
深くスモーキーな声と声量も魅力です。
今回ご紹介のアルバムは後期の作品の中でもゴージャスでキラキラな彼女の豊潤な歌声を楽しめるアルバムです。
さて豊潤な香りのワインと一緒に、この歌声をどうぞ召し上がれ♪
M2> ユード・ビー・サプライズド / ジェフリー・コマナー
1976年のサードアルバム「A RUMOR IN HIS OWN TIME, A LEGENDS IN HIS OWN ROO / ア・ルーモア・イン・ヒズ・オウン・タイム」
ソングライター、ソロ・アーティストとして60年代から70年代にかけて活躍したジェフリー・コマナー。当時盛り上がっていた西海岸の有名アーティストを迎えて、イーグルスからはドン・フェルダー、ティモシー・シュミット、ジョーウォルシュ、ドン・ヘンリー、その周辺からはJDサウザー、フールズ・ゴールドのトム・ケリー、面白いところではアル・クーパーをゲストに迎えて制作されているという夢のアルバム♪
このアルバムに参加しているアル・クーパーのハモンドオルガンが印象的♪
哀愁も加え、きいている僕をどこか遠くまで連れてってくれるようです。
ウエストコースとサウンドが好きで、イーグルスみたいな感じの音楽を聴きたいな!という方には最高!
軽いサウンドに感じてしまうかもですが、この雰囲気の豊かさを知ってしまうと抜け出せなくなってしまうんですよねぁ。
さぁ、この世界にいらっしゃ~い!