M1> 魅惑されて(ビウィッチド) / ローラ・フィジィ
「今宵、お相手はベルベット・ヴォイス。」
このジャケットの帯の文字・・・。まさにピッタリなのです。
秋に聞きたいのは温かみのあるベルベット・ヴォイス。
92年冬にリリースされた「クロース・イナフ・フォー・ラヴ」から。
ローラ・フィジィ (1955年8月27日〜) は、オランダ、アムステルダム生まれの女性ジャズ歌手。父親はオランダ人、母親は元ベリー・ダンサーのエジプト人、父親の転勤にともなって幼い頃に南米のウルグアイに移ったという彼女。
「瞳のささやき」に次ぐローラの2枚目のアルバムがこのアルバム。
ゴージャスな印象もありますが、大人の香りが漂うシックなジャズ・ポップス、
実に心地よいアルバムです。
小気味の良い曲は少なめですが、スタンダードを悠々と歌い上げるベルベット・ヴォイス・・・。
10年以上聴き続けても飽きることはありません。
夜のドライブなどでこのアルバムを聞きながら・・・なんて最高♪
これからのシーズンは今年も彼女の声に癒されたいと思います。
ジックリとベルベットな時間をどうぞ!
M2> we are in love / ハリー・コニック,JR.
1990年リリースの『We Are in Love』からのタイトルトラックを♪
敬愛するハリー・コニック,JR.
前作「恋人たちの予感」に続き、2年連続でグラミーを受賞した代表作です。
このアルバムがリリースされた90年代初頭は、映画出演(メンフィス・ベルetc・・・)
コマーシャルに出演にと日本でも大人気だったハリー・コニック,JR.
僕はやはりJAZZシンガーのイメージが強かったんですが、「メンフィスベル」に登場した彼を観て俳優もできるんだぁ!と衝撃でしたね。
そんな華やかな人気とは別に、このアルバムは間違いなく傑作!
最高に粋なビッグバンドに乗って、ハスキーで独特なボーカルが、楽しさ・格好良さを演出してくれました!
JAZZの魅力を広いリスナーに届けてくれたことは確かです!
ジャズを聴いたことの無い、ハリーの名前は知ってる、なんか古そう思っている、そんな方には是非このアルバムから聴いていただきたい!
古き良きアメリカを思い起こさせてくれながら、決して退屈な感じはないはず♪
このアルバムも長年お世話になってます♪