M1> インヴィテーション / ACOUSTIC CLUB
ギタリスト宮野弘紀をリーダーとする「アコースティック・クラブ」と、
ロバート・L・アルドリッジ、フレッド・ハーシュがプロデュースした「ニューヨーク・ストリングス・クァルテット」による、なんとも大人で深みのあるコンピ。
2005年「ACOUSTIC APERTIF」から。
穏やかなギターの音色はどこかに連れ出してくれそうです。
まさに行き先の知らない「インヴィテーション」を渡してくれているかのような旋律はリラックスして旅立つ雰囲気に似ているのかもしれません。
インストに落とし込む幾重の思いのようなもの。
一体演奏中にはどんな風景画広がっているんでしょうか?
僕には少し夏の風景も浮かびましたが、晩秋の並木道、マフラーの季節、散歩する。
そんな雰囲気に感じました。
あなたはどんな風景がかびますか?
大人の散歩ミュージック?
大人の旅行ミュージック?
どこかに出かける前の高揚感を抑えてくれるメロディ。
冬を楽しむ準備をはじめようっと♪
M2> チケット・アウト・オブ・ヒアー / ウィル・コナー
フロリダ生まれのオーストラリア育ちのウィル・コナー♪
サーフィンの腕前もプロ並み!
それでいて男前で歌も歌える・・・んでもって帽子のデザイナーの別の顔も持つ。
そんな彼の1stアルバム「サザン・ヘミスフィアー」に続く2作目。
2006年のアルバム「チケット・アウト・オブ・ヒアー」から。
ジャック・ジョンソンの秘蔵っ子と称され、オーストラリアのツアーではオープニング・アクトを務めて多くのサーフ・ロックファン、オーガニック・ソングファンを虜にしたウィル・コナー♪ジャック・ジョンソンよりも優しい声かもしれません。
このアルバムにはプロのサーファー仲間も参加しているらしいですが、ナチュラルで心地よく、軽快なメロディと温かな空気には才能を感じてしまいます。
優しい声で届けられる波のような響き。
何度も打ち寄せるように聴くたびに変化しているように聞こえてきます。
サーフ・ロックと言うものを教えてくれる歌声なのかもしれません。
サーフィンを愛している人はお好きだろうなぁ。
でもサーフィン体系ではない僕も好きです♪