M1> I’ll Stand By You / ザ・プリテンダース
2005年にはロックの殿堂入りをはたした「プリテンダーズ」
プリンテンダーズの主役はなんといってもボーカル&ギターの「クリッシー・ハインド」。
彼女の作曲力、インパクトと魅せられるボーカル力がなくてはこの成功はなかったバンドでしょう。
1979年にシングル「ストップ・ユア・ソビン」(キンクスのカバー)でデビュー。
翌年、ファースト・アルバム「Pretenders(邦題:愛しのキッズ)」このアルバムから「ブラス・イン・ポケット」が全英1位を記録。
そして1994年リリースされた7枚目のアルバム「Last of the Independents」から。この『I’ll Stand By You』を♪
クリス・トーマスほか計3人のプロデューサーを起用しているんですが、アルバム全体の統一感はバツグン。音楽性の幅が広がり、クリッシーのボーカルが前面に押し出されたカタチ。
現役続行を意味しているようにイキイキとした曲が並びます。
多くの曲の歌詞がツアーで滞在するホテルの部屋から世間を観察しながら作られたような内容。
90年代初めのL.A.騒乱から湾岸戦争、そしてストリート・ヒップホップ系の人気にいたるまで不思議な生々しさをもつ物語が綴られています。
さぁ、彼女の心意気を堪能しましょう♪
M2> フォーエヴァー・アンド・オールウェイズ / マラ・ゲッツ
1959年アメリカ生まれのマラ・ゲッツ。
彼女はきちんと乱れなく、しっかりと歌い上げるヴォーカリスト。
印象バツグンな彼女♪
この澄んだ歌声が一気に日本でも話題になったのがTVドラマのテーマに使われた「イン・ユア・アイズ」のヒットでした。
そのヒットから2作目になるのがこのアルバム1992年リリースされた「イン・ハー・マインド・in her mind 」
ミドルテンポのリズムに綺麗な歌声が美しく映えます。
4曲目に収録された「フォーエヴァー・アンド・オールウェイズ」
ウォーミングなイントロにチャーミングな彼女の声が歌い始めると、パステル画のような淡い風景が広がります。
デヴィッド・ペイチ,アンドリュー・ゴールド,ブロック・ウォルシュ・・・とアメリカンロック・AOR派のミュージシャンが脇を固めたクオリティの高い作品♪
日本人好みのバラードも多いのも聞きやすいのかもしれません♪
ちなみに元々、デビュー時にも日本向けに作られた楽曲もあったらしいです。
日本を意識して作られたアルバムということでどこかバブルの香りが残る感じっていうのか・・・。
90年代初頭の音がなんだか懐かしくて♪
僕・・・嫌いじゃない♪です♪