M1> Like A Star / ジェーン・モンハイト
「ジェーン・モンハイト」は1977生まれのNYっ子。
音楽一家に育ち、数あるヴォーカルコンペに出場。
現在最も権威あるセロニアス・モンク・コンペティションでヴォーカルコンペが行われた1998年に参加し、2位を獲得しました。
そこでダイアナ・クラールを育てた敏腕女性マネージャー、メアリー・アン・トッパーの目にとまり1999年デビューを飾った彼女。
そんな才能と実力が兼ね備えられた彼女の2009年1月にリリースされた
「Lovers the Dreamers & Me」から。
2種のコンボを使い分け、曲により管弦楽も加わった豪華な編成。
この曲は「コリーヌ・ベイリー・レイ」のカヴァー。
スタンダードの曲ももちろん、フィオナ・アップル、ポール・サイモン、ボニー・レイットなどのカヴァーも収録。
しかし、どんな曲をカヴァーしていても彼女のこの澄んだシルキーヴォイスは洗練されていて、アダルト・コンテンポラリーの世界に誘導してくれます。
この歌声を武器に今までのアルバムはハズレなし♪
どんな曲にも自分の曲のように無理やり感がないのがまた良い♪
聞き流すのはもったいないですが、
生活のBGMにこんな曲が近くにあったら最高です。
M2> インサイド・アウト(withドン・ヘンリー) / トリーシャ・イヤウッド
2001年にデビュー10周年にリリースされた、「トリーシャ・イヤウッド」
10作目「インサイド・アウト」から。
やはりベテランの味、実力、安心感。
個性が特別強いわけではないのにミリオンセラーを維持するわけ・・・。
このアルバムを聴いて納得する。
このアルバムのフィーチャー・ナンバーを観ると、ファンキー・ロック・スタイルの「Love Alone」だったりコンテンポラリーなファンキー・ソウル・スタイルの「Love Let Go」、
ソフト・ロック・スタイルの「Love Me or Leave Me Alone」など。
その中でも注目はこの曲。
ブライアン・アダムスのオリジナルで「ドン・ヘンリー」とのデュエットで歌うタイトル・ナンバー「Inside Out」♪
ベースはカントリーだが、ポップでアレンジも緻密に計算。
誰でも安心して楽しめるサウンドが好印象。
日本人でも耳障りが良い、アレンジの効いた曲が並びます。
そして彼女の人に安らぎをもたらす見えないモノ・・・。
その見えない魅力はあなたにも届くはず。
新年が明けて、少し普段のリズムを取り戻し、こんな歌声で安らぎを♪
はい心呼吸・・・♪