M1> Smile / ザ・ソニー・クリス・オーケストラ
「ソニー・クリス」こと「ウィリアム・クリス」はアメリカ出身のジャズ・サクソフォン奏者。
ソニー・クリスが1967年に録音したアルバム。
「Portrait of Sonny Criss」に収録されたこの秀逸作♪
ウォルター・デイヴィスJr.を中心としたリズム・セクションを得て爽快な演奏が感動的な作品。ソニー・クリスのやわらかくて優しいアルトの響きが素晴らしい1曲♪
このアルバムの3曲目に収録された「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」
この1曲のためだけ聴くだけでも意義があるような1枚。
ウォルター・デイヴィスのピアノも小気味良くてワクワクします。
そしてこの「スマイル」は無伴奏のソロから始まるしびれるアレンジ。
聴きやすいやさしい音色が新鮮に耳に届きます。
落ち着いた印象を受けます。
昔のソニーのイメージはどちらかと言うと高音が耳について強いイメージだったのですが、この優しいアレンジはまさに大人な演奏。
とくにカッコいい♪
スタンダードが多いので聴きやすさは本物。
演奏も本物。
この本物をゆっくりと味わないてはナイ!
M2> オール・マイ・ライフ / カーラ・ボノフ
2002年にリリースされたカーラ・ボノフのベストアルバム
「オール・マイ・ライフ ベスト・オブ・カーラ・ボノフ」にも収録。
70年代後半以降のウェスト・コースト・シーンを語る上で欠かせない女性シンガー。
リンダ・ロンシュタットの「誰かわたしのそばに」「またひとりぼっち」「風にさらわれた恋」という大ヒットを手掛けたことで注目を集めたカーラ・ボノフ。
77年のデビュー作「カーラ・ボノフ」から95年の「ブリンドル」までの中から彼女自身が選曲した18曲を収録されています。
最後の2曲は日本盤だけのボーナス・トラック。
カーラ・ボノフの清楚な美しさに心ときめいてしまう男性ファンというのは結構多いでしょう。ルックスと言うよりも彼女が音楽の中で表現する女性像に。
清楚であり、可憐で内気、そんな女性像。
聴きながら恋をしたくなる。
さて改めてこのベスト盤で彼女のヒットソングを耳にした私。
曲の後ろに広がる風景や、優しい歌声に勝手に想像する女性像。
それにしても名曲の多さにビックリします。
あえてベスト盤のタイトルにもなったこの曲を。
少し疲れちゃった・・・、気持ちを切り替えたい・・・さて次の私を見つけよう!と言う方にはオススメ♪